藤野北小 SC相模原とサッカー交流 6年目で本校舎で交流
藤野北小学校(沼澤俊宏校長)で2月27日、SC相模原のサッカー教室が開催され、児童がプレーを楽しんだ。
同校でのサッカー教室は2019年から毎年行われている。きっかけは東日本台風の被災で、直後に児童を勇気づけようとサッカーで交流したことがはじまり。当時の1年生は6年生になり、昨年8月には5年ぶりに本校舎に戻って学校生活を送っている。6年生には学校生活での一番の思い出に「SC相模原の選手とサッカーをしたこと」という児童がいるなど、サッカー教室を楽しみにしてきたという。
この日はチームから2人のコーチが参加。全校児童に教師も加わり、試合形式のゲームで汗を流した。プレーした児童は「ボールは怖いけど楽しかった」「ゴールキーパーで初めてこんなに止めることができた」「友達と協力してシュートを決めた。うれしかった」などと興奮気味に振り返った。
SC相模原のスクールマネージャーの田中智則さんは「今年も楽しく開催できて良かった。子どもたちにはサッカーを通して協同や仲間意識、自分で考えて動く自主性、転んでも立ち上がることなどを学んで将来に役立ててもらえたらうれしい」と話した。