緑区交通安全対策協議会 功労者10人に感謝状 総会で表彰
緑区交通安全対策協議会は4月17日、緑区役所で開いた同協議会総会の冒頭で、緑区交通安全功労者表彰を実施した。
同表彰は区内の交通安全と、交通事故防止に貢献した個人と団体の功績を称え、感謝状を贈るもの。今年度は個人10人が受賞し、同協議会会長でもある佐藤康博緑区長から、出席した受賞者に感謝状が手渡された。
同協議会によると、昨年の区内での交通事故発生件数は452件で、一昨年より6件増加。死者数は同数の2人だったが、負傷者数は4人増の504人に上った。事故の当事者別の統計では、高齢者の事故が155件で前年比12件増、道路別の事故件数では環状4号線の事故が前年比21件増の41件となった。
佐藤区長は「横浜市の交通安全年間スローガンは『安全は心と時間のゆとりから』となっている。全国でも、高齢者や7歳以下の児童の事故、飲酒運転による痛ましい事故が無くならない。少しでも事故を減らせるよう、区役所も一体となって取り組んでいきたい」と話していた。
今回の功労者表彰受賞者は以下の通り(順不同、敬称略、カッコ内は推薦団体名)。石黒一美(長津田自治連合会)、橋詰静子(霧が丘連合自治会)、黒澤克則(緑交通安全協会)、根本秀一(緑交通安全協会)、山下博基(緑交通安全協会)、関隆之介(緑交通安全協会)、井上翔太(緑交通安全協会)、鈴木啓(緑区役所地域振興課)、宮本稔(緑区役所地域振興課)、清水晃(緑区役所地域振興課)