愛犬が爪切りを嫌がらない方法とは?苦手を克服するための工夫やポイントをご紹介
愛犬が爪切りを嫌がらないための第一歩
愛犬が爪切りを嫌がるのは、恐怖や不安が原因であることが多いです。
まずはその気持ちを無視せず、愛犬が落ち着ける環境を作ることが大切。例えば、静かな部屋で、お気に入りのおやつやおもちゃを用意してあげましょう。
爪切りを実際にやる前に、まずは爪切りをそばに置いて、危なくないものだと思ってもらうところから始めます。
実際に爪切りを近づけたり、爪に触れたりしたときも、嫌だという素振りがあれば、その気持ちを尊重しつつ、少しずつステップを進めていくのがコツです。
愛犬に爪切りをポジティブな体験に変える工夫
爪切りを楽しい時間に変えるためには、ご褒美が効果的です。爪を1本切るごとに大好きなおやつを提供し、爪を切ると嬉しいことがある!と思ってもらいましょう。
最初は爪切りを見せるだけ、次に爪切りで触るだけ、といった形で、切らずに褒めるだけでOKです。
焦らずに愛犬のペースに合わせ、ポジティブな印象を積み重ねていきます。
愛犬が嫌がっても無理強いせず少しずつ慣らす
嫌がる気持ちを無視して無理に切ろうとすると、爪切りに対してトラウマになるので注意!
伸びた爪を見ると、切らないといけないと焦る気持ちはわかりますが、そこはぐっと堪えて愛犬の気持ちを尊重してください。
慣れてきたら、1本だけ切ってみて、すぐに褒めてご褒美を提供しましょう。
また、切る量もバツン!と一度に長く切るのではなく、最初は先端を気持ち削る程度でも大丈夫です。
犬にとってはそれすらも違和感や不快感を感じることがあるため、それを平気になってもらうこと、そしてポジティブな合図として認識してもらうのが目的です。
最終目標は爪を切ることですが、ここで焦ったら目標には届かなくなります。
また、もしも愛犬が「今は気分じゃないからやらない」といわんばかりに、やる気がなさそうだと感じたら、その気持ちも受け入れてください。根気強く、愛犬の反応を見ながら調整することが成功の鍵です。
もしどうしてもうまくいかないと感じたら、すぐにポジティブトレーナーに相談するのもおすすめです。
指導料はかかりますが、20年という時間に換算したら、決して高くはありませんよ。
まとめ
愛犬が爪切りを嫌がらないようにするには、恐怖を無理に抑えるのではなく、ポジティブな体験に変えることが大切です。
環境を整え、ご褒美を使い、少しずつ慣らすことで、愛犬も協力してくれるようになります。
愛犬との絆を大切にしながら、楽しくお手入れできる時間を目指しましょう!