タワマンでホムパ催し→女性2人に睡眠薬飲ませ陵辱…元リクルート社員コンビの計画的犯行
最初から「ヤル」つもりだったのか──。
知人女性に睡眠薬を飲ませ、性的暴行を加えたとして、大手総合人材サービス「リクルート」の元社員、豊川竣哉(26)と石川三四郎(27)の両容疑者が27日、不同意性交の疑いで警視庁に再逮捕された。2人はパーティーに一緒に参加した別の女性にも性的暴行を加えたとして、先月、逮捕されていた。
10月12日午後8時ごろ、豊川容疑者らは東京都港区芝浦のマンションでホームパーティーを開催。会場となった部屋は2人の友人が管理するタワマンの一室で、自由に使えることになっていた。2人は複数回、食事をしたことがある女性2人と知人男性1人を誘った。知人男性は遅れて来る予定だったため、豊川と石川の両容疑者、女性2人の4人で飲み始めた。
「2人は女性たちの飲み物に睡眠薬を混入させた。ほどなくして1人の女性が意識を失いかけ、石川が外に連れ出した。午後10時ごろ、知人男性が遅れてやって来た。知人男性は、豊川が意識もうろうとしているもう1人の女性に襲い掛かっているのを見て止めに入り、女性をマンションから連れ出して自宅まで送り届けた」(捜査事情通)
女性は翌日、警察で被害を申告。尿検査の結果、体内から睡眠薬の成分が検出された。
捜査員に対し、「飲み物を飲んだ後、30分ぐらいで急激な眠気に襲われ、記憶がなくなった」と説明しているという。
この事件が今回の逮捕容疑だが、2人は石川容疑者がタワマンから連れ出したもう1人の女性にも性的暴行を加え、不同意性交とわいせつ略取容疑ですでに逮捕され、今月19日、起訴されている。
「実は石川は、意識もうろう状態の女性に『送っていくよ』と声をかけておきながら、タクシーに乗せて約3キロ離れた品川区のホテルに連れ込んでいた。部屋に残されていた豊川は、2人がいるホテルにやって来て合流。女性はそこで石川と豊川のに陵辱された。女性が2人から解放されたのは朝方だった。豊川の自宅からは、犯行に使われた睡眠薬が押収された」(捜査事情通)
女性は解放された日の午後、都内の警察署を訪れ、「ホームパーティーに誘われ、断れずに参加したのですが、頭がグラグラして意識を失い、気が付いたら、ホテルでわいせつな行為をされた」と話している。
知人女性をクスリで抵抗不能にして辱めるとは極めて卑劣。犯行に使われたタワマンで、同様の被害に遭ったと訴える女性が他にもいることから、計画性と常習性が疑われる。