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アル・パチーノが悪魔祓いに、『エクソシスト』に影響与えた実際の事件を映画化『ザ・リチュアル』予告編

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名優アル・パチーノ、悪魔と対決する。映画史に残る傑作『エクソシスト』(1973)にも影響を与えた、実際の悪魔憑き事件に基づくホラー映画『ザ・リチュアル(原題:The Ritual)』の予告編が米国で公開された。

原作は1935年に刊行された教会公認の悪魔祓いを綴った『Begone Satan!(原題)』。教会の認可を受け、女性エマ・シュミットの悪魔祓いに向かった二人の司祭は、疑念によって引き裂かれるなか、想像を絶する力と自らの信仰心に立ち向かわなければならない──。

予告編で描かれるのは、悪魔に憑かれたと思しき女性エマを救うため、パチーノ演じる神父ライシンガーと、『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)のダン・スティーヴンス演じる神父スティーガーが悪魔祓いに挑む様子だ。

ライシンガーは教会のシスターたちに「我々は主に仕える軍隊です。彼女はこの世ならざる者と接触している」というが、スティーガーは信じようとしない。「彼女に必要なのは医者では?」と問うと、ライシンガーは「君の信仰心が足りないことの代償を我々が払っているんだ」と応じた。

事態は悪化の一途をたどる。ライシンガーも「何かが起きている、何かに引き込まれそうだ。眠れない、何も考えられない」と口走るが、教会側はシスターへの影響を懸念し、悪魔祓いの中止を求めた。

「バラバラになってしまったら負ける。私たちは裂け目に立ち、闇に立ち向かわねば」とライシンガーは言う。「主が命じます。エマ、光を見なさい。主の十字架を見なさい。正体を現しなさい!」。しかしエマの様子はとうとう決定的に変わってしまい、「もう手遅れだ」と一同に告げた……。

監督・脚本は『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』(2019)で高い評価を受けたデヴィッド・ミデル。共同脚本・製作は、同作につづきミデル監督とタッグを組むエンリコ・ナターレが務めた。よくあるホラー映画と思うなかれ、パチーノ&スティーヴンスを惹きつけた演出力の高さと、緊張感ある画面設計は予告編でも垣間見ることができる。

映画『ザ・リチュアル(原題:The Ritual)』は2025年6月6日、米国公開予定。日本公開は未定。

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