掃除の“手順やコツ”を解説!効率よくスッキリ仕上がる「掃除の基本ルール4選」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。掃除をしてもなかなか思うようにキレイにならない……。そんな悩みを抱えていませんか? 実は掃除には「効率よく進めるための基本ルール」があります。今回は掃除のプロも実践する、ムダなくスッキリ仕上がる掃除の進め方をご紹介します。これを読めば、日々のお掃除がもっと楽になりますよ。
基本ルール1. 掃除の基本は「上から下へ」「奥から手前へ」
掃除を効率よく進めるには、順番を意識することが大切です。基本は「上から下へ」「奥から手前へ」の動き。この順序を守ることで、一度掃除した場所が再び汚れるのを防ぎます。
例えば、リビングの掃除では、次のように進めましょう。
手順⒈天井や照明のホコリを取り除く
高い場所から始めると、落ちたホコリを後でまとめて片付けられます。
手順⒉棚やテーブルを拭く
家具の上を丁寧に拭き取り、見える部分を清潔に保ちましょう。
手順⒊床を掃除機で仕上げる
最後に床を掃除すれば、部屋全体がスッキリきれいに。
この順序で進めるとムダがなく、時短効果も抜群ですよ。
基本ルール⒉水拭きは仕上げに!ホコリを取ってからが鉄則
水拭きは、掃除の仕上げに行うのが基本です。ホコリがたまった状態でいきなり水拭きをすると、汚れが広がってしまい、かえって手間が増えます。
まずは、乾いた布やホコリ取りワイパーでしっかりホコリを取り除きましょう。その後、水拭きやスプレーを使えば、ピカピカに仕上がります。特に、テレビ台やカーテンレールの上などホコリがたまりやすい場所で試してみてください。
基本ルール⒊頑固汚れには「パック」や「つけ置き」を活用
頑固な汚れを効率よく落とすには、「パック」や「つけ置き」が効果的です。以下の方法で手軽に解決できます
コンロ周りの油汚れ
洗剤を吹きかけながらキッチンペーパーで覆い「パック」すると、汚れが浮き上がりスルッと落とせます。
五徳のコゲ汚れ
お湯の中に重曹を入れ、五徳をつけておくことで汚れが緩み落としやすくなります。
これらの方法なら、放置中に他の家事を進められるので、効率アップ間違いなしです。
基本ルール⒋皮脂や油汚れには「お湯」を活用
皮脂や油汚れを効率よく落とすには、温かいお湯を使うのがポイントです。40~50℃程度のお湯を使うと、汚れが溶けやすくなり、掃除がスムーズになります。
キッチン周りの油汚れ
コンロ使用後の油汚れは、お湯で湿らせた布巾で拭くだけで、洗剤を使わずに簡単に落とせます。
浴槽の皮脂汚れ
浴槽の皮脂汚れは、まずシャワーでお湯をかけて汚れを柔らかくしてから洗剤を使いましょう。その後、軽く擦るだけでスッキリ落とせます。
お湯を活用するだけで、手間が減り効率アップ間違いなしです。
効率よくスッキリ仕上がる掃除術で快適な暮らしを
掃除の基本ルールを取り入れることで、日々の家事が驚くほどスムーズになります。順番やコツを意識すれば、ムダを減らし効率よく掃除を進められます。無理なく続けられる掃除術で、家も心もスッキリした快適な暮らしを手に入れましょう。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト