【京都紅葉2025】12/10(水)まで公開延長♪北野天満宮『史跡御土居のもみじ苑』
京都紅葉も終盤。約350本の紅葉が、織りなす晩秋の紅葉風景。御土居や、国宝と紅葉。歴史を感じながら散策出来るもみじ苑の様子をご紹介させていただきます。(12月3日撮影)
晩秋の紅葉名所
北野天満宮は947年に創建、全国の天神社・天満宮の総本社です。北野天満宮と言えば、梅の名所という印象ですが、紅葉もまた道真公と深いご縁のある樹木だそうです。
公開情報
「史跡御土居もみじ苑公開」
公開期間:2025年11月1日(土)~12月10日(水)
公開時間:9:00~20:00(受付終了19:40) 日没よりライトアップ開始
料金:中学生以上:1200円(お茶菓子付)
小学生:600円(お茶菓子付)
未就学児無料(お茶菓子はつきません)
苑内の様子
入り口付近から既に美しいです。
北野天満宮の御土居(おどい)は、豊臣秀吉が築いた原型に最も近い形で残っていて、史跡とされています。その中にある『もみじ苑』は、平成19年に開苑。長らくの自然林で、自生のものと、のちに植林されたものを含め、約350本の紅葉が植わっています。
茶室梅交軒に設けられた舞台です。色とりどりの紅葉、朱色の欄干、床に落ちた紅葉も美しい風景です。
国宝ご本殿を見下ろせる展望台です。
国宝御本殿と紅葉の織りなす風景が見事です。こちらには、紅葉が密集していて、存分に楽しめました。高いところから、ご本殿を眺められるのも貴重です。
川沿いへ降りて散策。紙屋川にかかる朱塗りの太鼓橋「鶯橋」です。鶯橋周辺は、鶯が鳴くことから、命名されたそうです。
鶯橋は、昭和10年の豪雨で流失。親柱が現在の位置に流れ着いていた事から、もみじ苑開苑時に、この場所に再建されたそうです。
鶯橋から見た風景です。木に残った紅葉と、散った紅葉が川沿いに敷き詰められた見事な風景。川にも少し紅葉が映り込んでいました。
順路通りに川沿いを散策すると、紅葉の色んな風景に出会えます。歴史に想いを馳せながら、散策しました。
もみじ苑端のある端からの風景。こちらまで来ると、川幅が少し広がり、また違った景色が見れました。色んなシーンが見れるのも、もみじ苑の魅力かと思います。
もみじ苑を出て、休憩所があり、ここでいっふく。お茶菓子を引き換えて、休憩出来ます。
京都老舗和菓子屋「老松」の大茶湯と、ほうじ茶がいただけます。利休居士が考案したと伝わる麩の焼を再現したお菓子で、とても美味しかったです。散策の後に、程よい甘さの和菓子とお茶がいただけて、こちらでも良い時間が過ごせました。
境内の北野の花手水です。ユリが印象的な美しい花手水でした。
今回はもみじ苑を紹介しました。公開が延長されたので、近くへ行かれた際は、立ち寄られてはいかがでしょうか?
スポット情報
名称:北野天満宮 きたのてんまんぐう
所在地:京都市上京区馬喰町
電話番号:075-461-0005
関連ページ:http://www.kitanotenmangu.or.jp/