箱根町 サウンディングで活用法探る 2施設で実施
箱根町は昨年12月、町が所有する2つの施設でサウンディングを実施すると発表した。
ひとつは「弥坂湯」。建設から75年以上が経つ湯本の温泉施設で、町は今後について民間事業者の参加意向や事業提案を把握し、将来の事業者募集に反映したい考えだ。
もうひとつは「森のふれあい館及び箱根やすらぎの森の建物及び敷地」。1991年の開設以来、主にファミリー層向けに動植物の展示などを通して自然の魅力を伝えてきた。入館者数が減少する中で、市場性や活用の可能性を探る。
サウンディングとは、民間事業者の意見や提案を把握するなどして、事業の進展に向けた調査を行うこと。サウンディング実施前に現地見学会も行う。今後のスケジュールなど詳細は町HP。問い合わせは、弥坂湯は町民課【電話】0460・85・7160、森のふれあい館等は観光課【電話】0460・83・6006。