相沢小学校4年生 ブンブン音頭、お披露目 横濱花博連絡協の依頼で
瀬谷区相沢にある相沢小学校(宮路ますみ校長)の4年生が12月13日、瀬谷区・旭区の地元企業・団体などの有志で組織される横濱花博連絡協議会(露木晴雄会長)のマスコット「ブンブン」をテーマにした、オリジナルの「ブンブン音頭」を披露した。
旧上瀬谷通信施設で2年後に開かれる国際園芸博覧会(GREEN×EXPO2027)を、地域から盛り上げようと結成した同協議会。機運醸成のために同音頭を作成し、「曲の振り付けを考えて欲しい」と同校に依頼した。4年生は「総合的学習の時間」で祭りをテーマに学びを深めていたため、その集大成として振り付けを考案することになったという。
子どもたちは依頼から1カ月かけて振り付けを考え、学習成果を保護者や地域に向けて発表する「あいざわっ子発表会」に向けて練習に取り組んだ。当日は植木八千代瀬谷区長などが見守るなか、5年生の有志とともに発表。ハチの動きも取り入れた踊りを披露すると、見守っていた子どもたちから大きな拍手が送られた。
発表を終えた是永まひろさん(4年生)は、「最初に依頼を受けた時は驚いたが、誰でも踊りやすいようにみんなと協力して振り付けを考えた。喜んでもらえて嬉しい」と笑顔で話した。
アイデアに「驚き」
同協議会はこれまで、跡地を会場にしたイベント「フラワーフェス」や、相鉄線三ツ境駅前の人工広場での環境美化活動などを通して、地域が草花と触れ合う機会を作ってきた。
露木会長は今回の踊りについて、「子どもならではの発想に驚き。この音頭が地域に広まったら」と話した。