高津警察署関係団体ら 「自転車マナー、向上を」 溝ノ口駅前で啓発活動
昨年11月に罰則が強化された自転車の「ながらスマホ」「酒気帯び運転」。これらの情報発信活動等で、自転車マナーと交通安全意識の向上を図ろうと、高津警察署は昨年末に溝ノ口駅前商店街で自転車マナーアップキャンペーンを関係団体らと実施した。
当日は署員のほか、高津区交通安全母の会と交通部長会、交通安全協会、安全運転管理者会、区職員ら合計30人以上が参加。通行人に啓発チラシなどを配布しながら、交通事故防止等を呼び掛けた。
実施場所は、駅前の一方通行の道路。「自転車を除く」の補助標識の指示等がなければ自転車も一方通行となるが、街頭活動中も逆走する人が多く見られたという。
自転車の走行について、高津区内でもスマホを見ながらの運転や、スピードを出した運転で苦情が多く寄せられていると同署。交通課の担当者は「高津区内で1件でも交通事故を減らしたいと、警察・関係団体で協力してやっているので、ご協力いただき安全なまちにつなげられれば」と話している。
手数料がキャッシュレスに
このほか自転車損害賠償責任保険等の加入義務やヘルメット着用の啓発も。また自動車等の免許更新や車庫証明などにかかる手数料について警察署で3月からキャッシュレス決済が導入されることも呼びかけ。4月からは現金の場合、渡される納付書を使用し、金融機関・コンビニ等で支払うことになる予定という。