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【成田市】今年も絢爛に開催 宗吾霊堂 御待夜祭 9月6日(土)・7日(日)開催

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【成田市】今年も絢爛に開催 宗吾霊堂 御待夜祭 9月6日(土)・7日(日)開催

9月6日(土)・7日(日)は、宗吾霊堂の御待夜祭(おたいやさい)が開催されます。毎年2日間で約1万人が訪れます。

佐倉宗吾の御霊を慰めるための祭り

宗吾霊堂(鳴鐘山東勝寺)は、平安時代に桓武天皇の命を受けた征夷大将軍・坂上田村麻呂が、房総を平定した際に戦没者供養のために建立したのが縁起。

また、農民を救うために命を懸けた義民、佐倉宗吾(木内惣五郎)の御霊が祭られています。

佐倉宗吾の命日は9月3日。

現在は、9月の第1土・日曜日に宗吾霊堂の例大祭として御待夜祭が行われています。

どこか懐かしい和の情緒が漂う

木々の緑に包まれ、普段から人出が絶えない宗吾霊堂。

厳かな雰囲気の境内も、祭りの日ばかりは楽しい催しがたくさん。

見るのも楽しい露店が立ち並び、多彩な美味がそろいます。

町内一帯では屋台が巡行(じゅんこう)され、祭りに花を添えます。

「9月7日(日)午前11時には、ご本尊が年に1度のご開帳となります。特に、『大般若経六百巻転読会(だいはんにゃきょうろっぴゃくかんてんどくえ)』は、毎年恒例の重要な見どころです」と話すのは、宗吾霊堂・総務部の片寄照秀(かたよせ しょうしゅう)さん。

年に1度の「大般若経六百巻転読会」の様子

大般若経六百巻転読会は、多くの僧侶が一気に六百巻もの経典を読み上げていくもの。

その経典をめくる時に起きる風は「梵風(ぼんぷう)」と呼ばれ、この風に当たると、さまざまな災厄を除き、大きな御利益があるといわれています。

両日ともに、御待夜祭大護摩も修行され、「弓道大会」などの行事も予定されています。

また、今年はカラオケ大会がなくなり、代わりに演芸の出し物があるとのこと。

「たくさんの人に来ていただければと思います」と片寄さん。

夏の思い出にいかがでしょうか。

(取材・執筆/かよまる)

御待夜祭
日時/9月6日(土)・7日(日) 午前9時~午後10時

大護摩修行(大本堂)
日時/6日(土) 午前11時、午後2時
   7日(日) 午前11時(大般若経六百巻転読会)、午後2時

屋台の引き回し(宗吾地区内)
日時/6日(土) 子ども:午前9時20分~午後0時10分 大人:午後5時~午後10時
   7日(日) 子ども:午前9時~午後0時10分 大人:午後6時~午後10時

問い合わせ/0476-27-3132 宗吾霊堂(鳴鐘山東勝寺)

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