【マイルチャンピオンシップ】近年のレースだと3連単がアツい!? 過去10年の傾向から見える人気と配当
過去10年の傾向【人気と配当】
上位人気馬の成績は今ひとつで、①人気は[2・1・1・6]、②人気は[0・4・1・5]、③人気は[2・3・0・5]。いずれも複勝率は40~50%にとどまっている。となると、波乱の目はかなりあると考えがちだが、馬連平均配当は3021円止まり。極端に人気のない馬が大駆けするケースが少ないということだ。
実際のところ、3着以内30頭中29頭は①~⑧人気に収まっており、馬連で万馬券が飛び出したのも22年1回しかない。とはいえ、穴党に出番がないわけでもない。3連単を見ると、15~21年は控えめな配当が続いていたが、過去3年は10万オーバーと荒れている。
こちらの賭け式なら多点買いで大物を釣り上げられる可能性は十分にある。
過去10年の傾向【ステップ】
[4・3・1・46]の富士S組と、[2・3・2・17]の毎日王冠組が主要なステップレース。21年以降は両レースから1頭ずつ馬券に絡んでいる。上位入線する確率という観点においては天皇賞・秋組で[1・1・2・7]。ただ、こちらは近年出走馬が少なくなっている。
出走数なら[0・1・2・28]のスワンS組も互角だが、本番では成績が振るわず、23、24年は出走馬がなかった。ローテーションの面では、連対馬20頭中18頭が同年9月以降にレースを消化していた。例外は15年1着モーリス、20年2着インディチャンプ。共に安田記念好走後、ぶっつけで挑んできていた。これぐらいの馬ならば要チェックだが、基本、休み明けはマイナスとなる。
マイルチャンピオンシップ 過去10年のデータ
【出典】『中央競馬 重賞競走データBOOK 2025年度版』