持続可能のアイデア SDGsEXPO 市民が体験・体感 2日間にわたり催し
SDGsの達成に向けた機運を醸成することなどを目的としたイベント「相模原SDGsEXPO」が1月25日、26日に催された。
アリオ橋本が会場となった初日のテーマは「食品ロス」。廃棄食材を原料に飼料を生み出す事業を展開する(株)日本フードエコロジーセンター(田名塩田)の高橋巧一代表取締役は基調講演の中で、国内で1日に25mプール100杯分に相当する5万トンの食品が廃棄され、その焼却に年間8千億円の税金が投入されていることなどの現状を示し、「一人ひとりが『自分事』としてこの問題を考えることが大切」とした。
また相模原市出身で「おうち料理研究家」として活躍している「みきママ」さんがトークセッションに登場。「味付けは少しだけ強めに」「買い物に行く前の食材チェック」など、食品ロス対策を指南。余った料理を使ったリメイクレシピも紹介した。
相模総合補給廠一部返還地など屋外会場での開催となった26日には次世代モビリティの試乗体験、人を乗せて飛べるドローンの展示・VR飛行体験などがあり、来場者は「ちょっと先の未来」を楽しんだ。