【銀行員が貸金庫から窃盗】あなたは、大事なものをどこにしまっていますか?
今週は、三菱UFJ銀行の元行員が貸金庫から十数億円相当の金品を盗んだというニュースがありました。このニュースを聞いて、松本清張の「黒革の手帖」を連想した方も多いのではないでしょうか?
「貸金庫」とネットで検索すると、上の方に三菱UFJ銀行のホームページが!そこには、
【貸金庫 かけがえのない財産を、安全にお預かりします。】
と書かれていました。安全じゃなかったですね・・・。そこで今日はこんなテーマで聞いてきました。
「あなたは大事なものをどこにしまっていますか?」
机の引き出し!電話の上の棚!押し入れの隠し扉!!
・「どこだろうね、机の引き出しの中に入れているって感じですね。鍵なし、安全だと思いますけどね、そういうのが何個かありますからね。」
・「大事なモノは家ですね。家の、電話を置けるような窪んでいるコーナーみたいのが家にあって、そこの上に棚があるんですよ、その棚の所に入れてます。鍵はしてない、ないです。泥棒が入ったら見られる場所ではあると思いますけど、最初に見そうな感じですかね。」
・「私は自分の部屋の机の引き出しに入れてます。鍵掛からないので安全とは言えないけれども、たぶん、気が付かないと思って入れてます。そうですね、分かりにくいと思います。」
・「自分の家の押し入れ。箱に入ってます、金属の箱です。鍵も掛かるものです。もっと厳密に言うと、押し入れの中に作り付けの隠し扉があって、その中に金庫状のものがあって、そこに入れてます。(何用の扉?)分からないです、おじいちゃんが作ったので。」
押し入れの中に隠し扉!?すごいですね!パッと見、扉があるなんて分からなくなっているそうで、大事なモノの保管場所には最適です。ただ、一方で、鍵が掛からない机の引き出しという方が一番多かったのは、ちょっと心配です。(せめて、鍵はあったほうが良さそうですが、かく言う私も鍵ナシです。)
自宅に金庫アリ!!
そして、こんな場所もありました。
・「家の金庫。小さいやつね。鍵かナンバー。家が火事になっても残ってるだろうと、ただどのくらいまでもつかと言うと一応、もつって書いてあったから。登記謄本とか、土地のそういうもの。燃えてなくなると困る、リカバリーするのに時間が掛かるモノだからと思ってる。家族に登記証あるよ、土地もなくならないよ、コレだからね、登記所行けば分かることですけどね、だけど、現物を置いておきたいってあるじゃないですか。」
・「自宅での金庫、簡易金庫ですけどね。ダイヤルと普通の鍵。結局、権利証関係だよね。耐火金庫にしたかった、要は仮に火事になった時も燃えないから。例えば権利証なんかはマンションとかの権利証って燃えちゃったらどうしようもないもんね。」
自宅に金庫です。気になるのは火事!火事になって燃えちゃったら困るから金庫の中に入れている。しかも耐火金庫。これなら安心!机の引き出しだったら燃えちゃいますからね。燃えてしまったら色んな手続きが面倒なんですよね、きっと。
ただ、紙の大事なモノって少なくなってきています。例えば、通帳もデジタル化されていますよね?そういうモノはクラウド上で管理しているという人もいました。
銀行が信用できないとなると、基本的な考えた方が崩れる・・・
そして、話題の貸金庫!利用している方がいました!
・「私は一応、貸金庫を使っています。家の権利証とか大切な書類とか、親父から貰ったロレックスの時計とか、本物かどうか分からないけど、今使わないようなやつは入れたりしています。
銀行が信用できないとなると基本的な考えた方が崩れるんだけど、だけど、家に置いてても泥棒のリスクとかあるわけで、ま、お金で安心が、貸金庫って年間どうだろうな、2万円とかそんなもんかな。だから、それとあと火事とかね、紙のものだったらやっぱり焼けるとマズイので、そういうのは貸金庫に一応、置いてますね。
ちょっと僕も見に行かなくちゃいけないなと思って、別に大したものはいってないんだけど、もしかしたらね、多少、金目の物も入ってますから、無くなってるとか、あるかもしれないなとか思いながらテレビを見てました。」
自分の貸金庫は大丈夫かな?と不安になりますよね。貸金庫を利用している方、みんな思ったでしょうね、確認しに行かないと!って。
銀行が信用できないとなると基本的な考えた方が崩れる、と言っていましたが、本当にそうです。安心をお金で買っているわけですから。
森本:今回の一件は、長く尾を引きそうですね。
(TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』取材・レポート:近堂かおり)