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ずっと同じボトル使ってない?「キッチン泡ハイター」の“NGな使い方”3つ「寿命かも…」「気を付ける」

saita

ずっと同じボトル使ってない?「キッチン泡ハイター」の“NGな使い方”3つ「寿命かも…」「気を付ける」

こんにちは、クリンネスト1級のお掃除スペシャリスト三木ちなです。キッチンまわりの消臭・漂白で頼りになる「キッチン泡ハイター」ですが、なんとなく使っていませんか? じつは注意事項が多い洗剤で、正しく使えていないと効果が半減するだけでなく素材が傷むおそれもあるんです。そこで今回は、あまり知られていない「キッチン泡ハイターのNGな使い方」をご紹介します。

NGその1.適量を守らずにたっぷりかける

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キッチン泡ハイターは、水で薄めずに使える手軽さが魅力です。しかし、その使いやすさがゆえに、適量を超えて塗布しやすい欠点があります。
「汚れが気になるから、たくさんかけたほうが安心」と、何度もスプレーするのは間違い。必要以上に使うとすすぎ残しが起きやすくなり、薬剤が残ってしまうリスクがあります。キッチン泡ハイターの使用量は、「10cm四方あたり5回スプレー(4.5ml)」が目安です。ラベルに書かれている使用量を守り、使いすぎは避けましょう。

NGその2.近距離からスプレーする

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スプレーするとき、あまりに近くから塗布するのもNGです。距離が近すぎると、泡が一点に集中してしまい全体に広がらずムラの原因に。また、液がはねて手や顔にかかる危険もあります。
キッチン泡ハイターを使うときは、10cmほど離して使うのが正解です。泡が全体にふんわり広がるので、ムラなく塗布できますよ。

NGその3.古いボトルやノズルを使い続ける

ボトルの劣化にも注意が必要です。また、付け替え用のキッチン泡ハイターを使っている方は、スプレーノズルの劣化にも注意が必要です。ノズルも消耗品なので、長く使っていると劣化して液漏れするおそれがあります。
使用中に液だれしたり、噴射した薬剤が泡になりにくかったりする場合は、寿命を迎えている可能性が高いため定期的に新しいものに買い替える習慣を付けましょう。

正しく使って漂白・除菌!

キッチン泡ハイターは扱いやすい台所用漂白剤ですが、便利さの裏に注意点もあります。適量を守る、スプレーの距離に気をつける、古いボトルを放置しない。この3つを意識して、安心安全にキッチンまわりのお手入れに役立ててください。

※製品の詳しい使用方法や注意事項については、必ず製品ラベルや花王公式サイトの最新情報をご確認ください。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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