皐月賞で過去10年3着内すら入れていない【死の馬番】に入ってしまった超有力馬とは!?
「最も速い馬」の称号を得るのはどの馬か!? 過去10年のデータから勝ち馬を導き出す!!
「最も速い馬が勝つ」と言われる牡馬クラシック第一弾の「皐月賞」が今週開催される。
そのクラシックの椅子を賭けてフルゲートの18頭が中山に集結する。
そこで、どの馬が「最も速い馬」の称号を得るのかを過去10年のデータから各項目の勝つ確率ポイントを出し、その合計の最も高い馬を弾き出して行く!!
1・キャリア
キャリア4戦を走った馬が4勝と最多の勝ち星を挙げている。次に3戦組で3勝。残りは2戦組の2勝と5戦組の1勝となっている。
そこで、ここでの勝つ確率ポイントを4戦組が25%、3戦組が20%、2戦組が10%、5戦組が5%、それ以外は0%とする。
2・前走クラス
前走クラス別を見てみるとGⅢ組が7勝と圧倒している。残りはGⅠ組の2勝、GⅡ組の1勝とつづいている。このデータからグレード競走以上を走っていないと勝つ事が出来ない事が分かった。
そうなると勝つ確率ポイントが、GⅢ組が25%、GⅠ組が15%、GⅡ組が10%、それ以外は0%とする。
3・前走着順別
前走を勝った馬が皐月賞も勝つ事が多く7勝を挙げている。これに続くのが前走2着だった馬で3勝を挙げている。ここまでしか皐月賞を勝っておらず、3着以下だった馬は勝てていない。
そればかりか過去10年で前走3着以下の馬が馬券圏内に入ったのが、2着1回、3着2回とかなり少ない事が判明した。
このデータから勝つ確率ポイントは、前走を勝った馬が25%、2着だった馬が15%、それ以外は0%とする。
4・枠番・馬番
枠で勝ち馬が出ていないのが3枠と5枠で、それ以外は最多でも1,4,6,7枠の2勝と枠による絶対的な有利となる枠はない。
ここから、さらに細かく馬番で見てみると無数に出て来た過去10年3着内すら入れていない「死の馬番」である。
まず共同通信杯を勝った6番マスカレードボール、スプリングSを勝った9番ピコチャンブラック、弥生賞2着馬の15番ヴィンセンシオ、弥生賞を勝った17番ファウストラーゼンと超有力馬たちが該当した。
このデータから勝つ確率ポイントを1,4,6,7枠に入った馬が25%、2,8枠が20%、それ以外の3枠と5枠と「死の馬番」に入った馬は0%とする。
以上の4つのデータを合算すると、勝つ確率ポイント90%を獲得した②エリキングと⑯サトノシャイニングのどちらかが「最も速い馬」の称号を得る事になるだろう。
果たしてデータから導き出された馬が勝つのか!?
発走は、4月20日の中山競馬場11レースで15時40分予定。