エドガー・ライト版『バトルランナー』番組司会者役に名優コールマン・ドミンゴが決定 ─ 「スパイダーマン」アニメほか話題作多数
スティーヴン・キング原作、エドガー・ライト監督によるリメイク版映画『バトルランナー(原題:The Running Man)』に、『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』(2023)でアカデミー賞主演男優賞候補となったコールマン・ドミンゴが出演することがわかった。米が報じている。
本作はホラー界の帝王ことスティーヴン・キングが、別名“リチャード・バックマン”として執筆した小説の映画版。世界経済が崩壊し、警察が独裁政権を持った近未来を舞台に、大量殺人の濡れ衣を着せられた警官ベン・リチャーズが、重病の娘を救うべく、囚人たちが生死を懸けた殺人ゲームを繰り広げるテレビ番組「ランニング・マン」に出場する……。1987年のオリジナル版ではアーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務めた。
リメイク版の主演は、『ツイスターズ』(2024)『トップガン マーヴェリック』(2022)のグレン・パウエル。ドミンゴはテレビ番組「ランニング・マン」の司会者を演じる。今回のプロットは明かされていないが、番組を製作するテレビ局の重役が主要ヴィランになるとのこと。オリジナル版でも番組の司会者が重要な役割を担っていたため、ドミンゴ演じるキャラクターも物語の鍵を握る存在となりそうだ。
テレビ局の重役を演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズのサノス役でおなじみジョシュ・ブローリン。そのほか『ノクターナル・アニマルズ』(2016)のカール・グルスマン、『ザ・バブル』(2022)のケイティ・オブライエン、「アンダーカバー 見つめる目」(2016)のダニエル・エズラが出演する。
ドミンゴは人気ドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-2022)のヴィクター・ストランド役で注目され、近年は『キャンディマン』(2021)や『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)『カラーパープル』(2023)などに出演。今年は主演映画『Sing Sing(原題)』の日本公開をはじめ、『エレクトリック・ステイト』やマイケル・ジャクソンの伝記映画『マイケル』、アニメ「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」が控えている。
監督・脚本はエドガー・ライトが務め、共同脚本は『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)でタッグを組んだマイケル・バコールが担当。プロデューサーはライトのほか、ビジネスパートナーのニラ・パーク、『X-MEN』シリーズのサイモン・キンバーグ。、オリジナル版のジョージ・リンダーが製作総指揮を務める。
リメイク版『バトルランナー(原題:The Running Man)』は、2025年11月21日に米国公開予定。
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