【奈良市/新店】中華×イタリアン!シェフのセンスが光る新大宮の創作中華『大和の料理店』
【奈良市/新店】中華×イタリアン!シェフのセンスが光る新大宮の創作中華『大和の料理店』
新大宮駅から徒歩5分ほど。
飲食店や飲み屋が軒を連ねる線路沿いの通りに、真っ赤な扉の新店がオープンした。
その名も『大和の料理店』。
中に入ってみると、こちらも赤を基調としたデザインに一枚板のカウンター、クラシックなデザインの椅子、席ごとに設置されたピンスポット照明など、洗練された空間が広がる。
シノワズリ(フランス語で「中国趣味」を意味し、17世紀中頃からヨーロッパで大流行した、中国風デザインの総称)をテーマにデザインしたという店内は、まるで映画のワンシーンを切り取ったかのようだ。
そんな『大和の料理店』で提供されているのはなんと“イタリアン中華”。
いったいどんなお料理が用意されているのか、さっそく『大和の料理店』人気メニューを紹介していこう。
ポルチーニ茸、色々きのこ、ささみのクリーム揚げ春巻き 750円(税込み)
春巻きの中には、世界三大キノコ“ポルチーニ”の香りがしっかり移ったクリームがとろり。
カリっと揚がった春巻きの皮の中では、蒸し焼きになった具材がクリームと絡む。
外側のカリカリと中の具材のしっとり感が複層的な食感を演出している。
ゲストとの会話の中から生まれた一品で、今では一番の人気メニューとなっているのだとか。
豚バラ肉のバルサミコ酢豚 1,800円(税込み)
こちらはバルサミコソースを使った酢豚。
バルサミコの酸味と角切りトマトの爽やかさで非常に食べやすくなっている。
また、豚バラは2時間かけて下茹ですることで、余分な脂を落とす。
揚げ衣は、片栗と小麦粉を混ぜ、酢豚の肉としては珍しくふんわりと揚げる。
柔らかな肉とソース、具材がよく絡みどんどんと箸が進む。
揚げたレンコンの食感もアクセント。
坦々カルボナーラ 1,900円(税込み)
こちらの坦々カルボナーラは、汁なし担々麵の肉味噌とタレをカルボナーラに合わせたような塩梅。
濃厚なソースには卵の黄身とチーズがトッピングされており、モチモチの麺によく絡む。
面白いのが、中華スパイスの花山椒(ホワジャオ)と、粗挽きのブラックペッパーが併用されおり、意外とこれがよく合う。
見た目はなかなかボリューミーな一皿だが、そこまで重さを感じず、ペロッと完食してしまった。
豆鼓入りフォカッチャ 400円(税込み)
これは意外なマリアージュ。
豆鼓の風味がしっかりと出ており、前出の酢豚や坦々カルボナーラのソースをつけながら食べても◎
シェフの姿を間近に見ながらオリジナル料理を堪能
こちらの店名の由来はオーナーシェフである中尾大和さんの自らの名前から。
あえて店名を“料理店”としているところに、形式にこだわらない大和シェフの自由な感性が垣間見える。
シェフは以前、県内の人気イタリアレストランに勤めており、イベントの現場でも多くの人気シェフたちと交流を持った。
彼の料理で表現されるジャンルの垣根を飛び越えた応用力は、そういった経験から生み出されたのかもしれない。
また、カウンターに座るお客さんとコミュニケーションをとりながら、その場で料理の開発やアレンジも行なっているという。
その自由なスタイルはまさに“大和の料理店”。
是非、皆さんにも大和シェフの感性が生み出す料理の数々を味わってみていただきたい。
大和の料理店
●住所/奈良県奈良市大宮町6-5-12 ALPHA CROSS 1F-2
●電話番号/050-8884-8107
●営業時間/ランチ 11:30~14:30 (L.O. 13:30)※ランチは不定期開催
ディナー 17:00~23:00 (L.O. 22:00)
●定休日/不定休(月曜日)
※営業カレンダー詳細は『大和の料理店』の公式インスタグラムからご確認ください。