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金洲沖のコマセカツオ船でトップはホンガツオ2桁釣果!【静岡・御前崎】

TSURINEWS

カツオ(提供:週刊つりニュース中部版APC・髙田一松)

今年も7月末に金洲にカツオが出現し始め、8月は釣果も期待できそうな様子。御前崎港の釣り船がにわかににぎわい始めた。それならと8月6日に乗船予約を入れた。前日の夜に確認の電話を入れる。明日はいよいよカツオ釣りだ。あの強烈な引き込みを想像するだけで胸が躍る。

御前崎港からコマセカツオ釣り

集合時間は午前4時、他県から駆け付けた釣り人たちで船は満席。抽選で釣り座が決まり、私は左舷の胴。両舷に7人ずつ、大ドモが2人だ。

午前4時15分、コマセのオキアミと氷をもらって出船。90分ほどは静かな海の船旅となる。サオ入れの午前6時の20分ほど前に金洲に到着した。早速カツオ狙いの準備に取りかかる。2.2mのカツオザオにPEライン10号を500m巻いた中型電動リールをセット。ミチイトの先に1mのカツオリーダーを付け、40cmの片テンビンにオモリ100号のコマセカゴを付けた。ハリスはフロロカーボン26号、ハリはヒラマサ16号だ。

まさかの3匹連続バラシも後半戦で挽回

定刻の午前6時「タナは20m。いいですよ」の船長の合図で実釣開始。付けエサはオキアミ2匹を抱き合わせにした。しばらく静かな時間が過ぎるが「カツオはいます。大丈夫です」のアナウンスで皆が安どした。程なくして、なんと本当にカツオの入れ食いが始まった。船上は正しく戦場になった。午前9時までに多くの人が5匹は釣っただろうか。

しかし私は3匹連続バラシというアクシデントに見舞われていた。引きを楽しむつもりだったが、電動リールのドラグが緩すぎたのだろう。ドラグをきつく締めたはずだが、82歳の老人がなんとも情けない失敗。カツオの引きの強さに今さらながら驚かされた。

それでも午前9時すぎからはドラグをフルロックにして挑戦し、沖上がりの11時半までに3kg級の本ガツオ5匹をゲット。それでもリベンジに燃えて帰宅した。

後半戦でなんとか挽回(提供:週刊つりニュース中部版APC・髙田一松)

8月19日にも再挑戦

そして8月19日、その挑戦をした。この日の釣り座は右舷の胴だ。1投目、左隣の釣り人にキメジ(キハダマグロの幼魚)が来た。2投目はトモの人に本ガツオがヒット。そして3投目は私のサオにアタリ。アワセを入れ、電動リールはフルロックでリーダーまで巻き上げ、テンビンハリスをつかみ、駆け付けた中乗りさんの構えたタモに走り込ませた。

午前7時までに1匹追加したのでリベンジなるかと思いきや、なんと8時までアタリなし。11時45分の沖上がりまでに、59cm3・4kgを頭に本ガツオ5匹と30cm級のムロアジ2匹となった。

船中ではツ抜けした人もいたようで釣果は腕次第かも。リベンジは簡単ではなさそうだ。

8月19日は本ガツオ5匹とムロアジ2匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・髙田一松)

<週刊つりニュース中部版APC・髙田一松/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年9月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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