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春季軟式野球大会 川崎ブロック 川中島中が3連覇 県大会優勝へ意気込み

タウンニュース

記念写真に納まるメンバー=提供

市立川中島中学校野球部(川崎区藤崎)が5月3日に等々力球場で行われた「神奈川県中学校春季軟式野球大会川崎ブロック大会決勝戦」で3年連続優勝を果たした。5月24日から始まる県大会に出場し、悲願の優勝と、全国大会出場を目指す。

4月13日から始まった川崎ブロック大会には45校が参加し、川中島中は2回戦から登場した。初戦の塚越中(幸区)とのゲームでは、再三の好機を演出したものの1本が出ない悪い流れで苦しんだが、エースで部長を務める橋口旭投手が粘りの投球で1対0で競り勝った。その後は長沢中(麻生区)を3対0、稲田中(多摩区)を4対0、西中原中(中原区)を1対0で撃破。決勝は玉川中(中原区)を4対2で下し、優勝を果たした。大会は橋口投手一人で投げ切り、投球数は約500球にのぼった。

全力疾走、2つ先の塁を狙う、守備では必ずバックアップに入るといった「凡事徹底」を合言葉に取り組む川中島中。顧問の和田良太郎教諭によると今年のチームについて「過去2年、市大会を制し、県大会に出場した経験値が備わっている。選手たち自らゲームを動かそうとするのが特徴」と語る。

昨年の県大会は決勝まで進出したこともあり、「今年こそ優勝」との思いも強い。全国大会に出場するには、クラブチームの県予選会で優勝したチームとの代表決定戦を勝たねばならないが、「創部始まって以来の快挙を成し遂げたい」と橋口部長は意気込む。

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