フランスの留学生 日本文化 多摩区で体験 SAGA国際交流協会
NPO法人SAGA国際交流協会(原島小賀子理事長)は、多摩区菅を拠点に留学生の支援や日本文化の伝承を続けている。今年も、東京に滞在するフランスの大学生8人が7月13日に原島理事長の自宅を訪問。着付けと茶道を体験した。
原島理事長が長年にわたり収集してきた着物を興味深そうに眺める留学生。全員、着付けは初体験だ。男性は先に羽織袴をまとうと別室へ。手伝いに駆け付けた原島理事長の友人に手ほどきを受け、茶をすすった。アクセル・ネイヴァ・パラフェスさん(22)は「お茶はとてもおいしい」と日本語で微笑んだ。女性陣は帯をギュっと締め付けられると「苦しい」と苦笑いしていた。
日本に来て1カ月というエヴァ・ジョウリンさん(19)は「日本のまちは綺麗。人々は電車の中でもみな静かで、礼儀正しい。とても尊敬する」と英語で取材に答えた。