全国初「ベルサイユのばら」デザインマンホールの蓋!市内3カ所にお目見え【柏市】
柏市制施行70周年を記念したデザインマンホール蓋(ぶた)が登場! 図柄はなんと「ベルサイユのばら」。市内3カ所に設置されました。
デザインマンホール蓋とは
デザインマンホール蓋は、「普段意識して見ることの少ないマンホールに注目することで、下水道事業に関心を寄せてほしい」と、各自治体が独自デザインで製作。
全国各地でさまざまな蓋が作られ設置されていて、それを目当てにファンやマニアが遠方からも訪れるなど、観光資源としての経済効果も。
柏市では、これまで市の鳥オナガをデザインしたマンホール蓋を市内2カ所に設置していました。
今回は市制70周年記念の目玉プロジェクトの一つとして、柏市上下水道局が1年以上前から準備を進めてきたそうです。
作者の池田理代子さんからメッセージも
漫画「ベルサイユのばら」は、フランス革命前から革命前期のベルサイユを舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描いた不朽の名作。
宝塚歌劇、映画、アニメにもなり、今も世界中のファンに愛されている作品です。
作者で劇画家の池田理代子さんは、中学1年生の時に父親の転勤で柏に引っ越してきて、以来二十数年を柏で過ごしたそうです。
「ベルサイユのばら」を描いた頃、まさに柏で暮らしていた池田さん。
「今回市制70周年のマンホール制作のお話にはとてもご縁を感じています。両親が存命であったらきっと喜んで面白がってくれたことと思います」と、同局に直接メッセージを寄せました。
3つの図柄で市内3カ所にお目見え
デザインマンホール蓋は3図柄。
柏髙島屋前にはプレートタイプの「オスカルとマリー・アントワネット」が、柏神社前には鋳物タイプの「オスカル」が、三協フロンテア柏スタジアム隣の日立台公園前には鋳物タイプの「マリー・アントワネット」が設置されました。
同局の担当者によると「特に型を取って作る鋳物タイプは難しく、使える色も24色と限りがあり、『ベルばら』の世界観を損なわないようにと、メーカーと何度もやり取りを重ねました」とのこと。
「市民の皆さんはもちろん、県外や海外からも多くのファンが見に来てくれたらうれしいですね。2039年までの15年間設置予定ですので、焦らずに巡ってみてください」と話してくれました。
写真を撮る時は、周囲の通行の妨げにならないように注意しましょう。
また2025年4月ごろから、マンホールカードの配布も予定されています。
詳細は同局のホームページで確認を。
※問い合わせ
電話番号/04-7166-3181 柏市上下水道局総務課
ホームぺージ/https://www.city.kashiwa.lg.jp/somu/koho/berubaramanhole.html