当時クルーズ船で何が起こっていたのか 新型コロナウイルスパンデミックを映画化『フロントライン』場面写真
未知のウイルスに< 最前線 >で挑んだ事実に基づく物語を映画化した『フロントライン』からこの度、場面写真が一挙解禁となった。
<最前線>となったクルーズ船の中で一体何が起きていたのか!? 緊迫感が伝わってくる場面写真が一挙解禁
本作では、ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港した2020年2月3日から乗客全員の下船が完了した2月21日までが描かれる。湘南市民病院で緊急部部長の医師として働き神奈川DMATの指揮官も務める、結城英晴(小栗旬)のもとに一本の電話がかかってくる。内容は横浜港に停泊しているクルーズ船でPCR検査をしたら新型コロナウイルスの陽性が出てしまったのでDMATに出動してほしいというものだった。DMATは災害対応のために発足された医療組織のため、新型ウイルスに対応する出動は前代未聞。翌日、対策本部に招集された結城は、厚生労働省の役人で神奈川県庁へと派遣された立松信貴(松坂桃李)にDMATには船に乗り込んで治療をしてほしいと難題を突き付けられる―。
この度、混乱と緊張の様子を切り取った場面写真が9点解禁となった。結城の目の前の命を救うことと仲間の安全を心配する思いと、立松はなんとしても国を守りウイルスを持ち込ませないという思いがぶつかり対立しあう二人だった。そして、船内への出動が決まった真田春人(池松壮亮)を含めたDMATの医師と看護師たちに担当エリアがふりわけられ、未知のウイルスに挑む緊張感のなか防護服に身を包みクルーズ船に乗り込んでいく姿が切り取られている。 しかし、海外旅行者の人数も多く、船内では想像していた以上の混乱が隊員たちを待ち受けていた。新型ウイルスのスクープを求めて横浜港にかけつけたTV記者の上野舞衣(桜井ユキ)も刻一刻と変化する緊迫した現場を目の当たりにする。誰もが経験したパンデミックの緊張と混乱した様子を思い出させるような場面写真となっている。最前線《フロントライン》で守るべきは、この国か、目の前の命か――。それぞれの信念がぶつかり合う、極限の緊迫感と人間ドラマが詰まった手に汗握る展開を、ぜひスクリーンでご覧いただきたい。