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<怪しさしかない旦那>「趣味のために別宅を借りたい」と言い出した。あなたならOKを出す?

ママスタセレクト

「趣味に没頭できる空間が欲しい」。それは誰しも一度は抱く願望かもしれません。しかしそれが家計を圧迫したり、 家庭内のバランスを崩したりするような要求だった場合、話は別ですよね。今回の投稿者さんのお悩みは、「集中して小説を書くために別宅を借りたい」と旦那さんが言い出したことだそうで……。

『旦那が「集中して小説を書くために部屋を借りたい」と言っています』

旦那さんは趣味で小説を書いていて、インターネット上に投稿することもあるのだそう。仕事から帰ると自分の部屋にこもって書いていますが、「家族がいると集中できない」と漏らしています。そこで旦那さんは「どこか部屋を借りたい」と言い出しました。夜や休日にはその別宅に行って、そこで延々と小説を書いていたい……というのが旦那さんの願いのようです。交渉のために旦那さんは「自分が自由に使えるお金の範囲で」、「家に入れるお金は減らさない」という条件を提示してきました。投稿者さんはママたちに「みなさんだったら許可しますか?」と質問を投げかけました。ところがママたちからの回答は、80%近くが”NO”だったようです。

別宅って……まだデビューすらしてないんでしょ?

『デビューすらしてないのに1人部屋なんて生意気もいいとこ。小説家としてデビューしているならまだわかるけど、趣味程度ならなし』

『部屋を借りられる余力があるなら貯金しろって話。賃料だけじゃなくて電気代や水道代はかかるし、趣味のために月何万円も使わないでほしい』

まだプロの作家として活動しているわけでもない旦那さんがいきなり書斎を欲しがっていることに、どこか「生意気だ」と感じたママもいたようです。趣味の域を出ないのであればそこまでお金をかけるべきではない、というのが率直な意見なのでしょう。賃料だけでなく光熱費などの維持費も考えると、少なくとも毎月数万円単位での出費増。旦那さんのお小遣いから出すとはいえ、物申さずにはいられなかったのでしょう。

家事を妻に任せて、自分だけ趣味三昧ですか

『休日や夜の家事や子育てはこっちに丸投げってことでしょ? ありえない。1人になって趣味に没頭できる時間と場所が欲しいのは妻だって同じなのに、なんで自分だけ贅沢に趣味に没頭しようとしてるの?』

『夜や休日いないくせに、今まで通り家事や育児はこちらにやらせたい、ってことでしょ? 冗談じゃないわ。まるでこっちは住み込み家政婦と同じじゃない。旦那が私に家事の手だけを要求するなら私は旦那に金だけ要求するわ』

旦那さんが別宅に長時間こもることで、家事や育児の負担が投稿者さんに一方的にのしかかることへの強い不満が噴出しました。当然のことですが、ママだって1人の時間が欲しいときはありますよね。しかし妻側の願いは許されず、旦那さんばかり趣味の時間があるとなれば、「まるで私を家政婦のようにでも思っているのでは?」と感じても無理はないかもしれません。家事や育児は夫婦2人の協力があってこそ成り立つもの。一方的な負担は関係の悪化を招きかねません。

不倫部屋ですか……?

『「本当に小説書くために別宅にこもってる」って証明できないよね。浮気を疑われても仕方がない行動だと思うんだけど。趣味をもつのはいいことだと思うけど、それで家族を邪険に扱うなら話は変わってくるわ』

『不倫相手との部屋にするんじゃない? って思っちゃう。別宅を借りるなんてお金がかかって仕方ないんだから、本当に小説のためなら持ち家の場合は増築するか、賃貸なら1部屋増やした住まいに引っ越せばいいだけじゃん』

書斎という名の1人になれる場所は、ママたちに不信感を抱かせてしまったようです。ママたちが疑っているのは、ズバリ「不倫」。もちろん「別宅を借りたい」というひと言だけで「旦那さんが不倫をするかもしれない」と決めつけるのは尚早というものでしょう。しかし今回の旦那さんの願望は、そんな疑いが生まれてしまう行動ではある、ということなのですね。

趣味に集中したいなら、他の選択肢を検討すればいい

『1人でこもりたいならネットカフェででも書けばいいじゃん』

『24時間利用できてドリンクバー付きの自習室とかコワーキングスペースもあるよ? わが家の近くは個室でも2万円台だし』

『趣味だからね。図書館の自習室とかで充分でしょ』

ママたちは別宅を借りるよりもリーズナブルな代替案を出してくれました。ネットカフェ、自習室、コワーキングスペース……手軽に集中できる環境は探せば意外とあるものかもしれません。趣味だからこそ大掛かりな場所を用意する必要はないと考えられたのでしょう。しかも自習室やコワーキングスペースなら、投稿者さんが不倫を心配する必要もなさそうです。

もちろん別宅をもつこと自体が悪いわけではありません。しかし家族の理解と協力なしに実現しようとすれば、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。大切なのは、夫婦や家族がお互いの気持ちをしっかりと話し合い、納得のいく解決策を見つけることではないでしょうか。それぞれの妥協点が見つかるといいですね。

 


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