イビサ発、エレクトロミュージック業界の「国際会議」が東京で初開催
世界最大のエレクトロミュージックカンファレンス「IMS Connect」が2024年6月27日(木)、表参道にある多目的スペース「ウォール&ウォール(WALL&WALL)」で開催される。
「IMS(international music summit)」は、楽曲販売サイト「ビートポート(Beatport)」がイビサ島を舞台に毎年運営する、エレクトロミュージック業界の「国際会議」。2007年にDJ ピート・トング(Dj Pete Tong)によって発足した、音楽業界のつながりを深めることを目的とするコミュニティーイベントだ。
毎年、フェスティバルの運営者やクラブのプロモーター、アーティストなどが集結することで知られ、パーティーのメッカであるイビザ島を象徴するイベントの一つになっている。
東京で初開催となる今回は、国内外で活躍するプロデューサーやDJがゲストとして招致されている。ビートポートのアンバサダーでもあるRisa Taniguchiによるワークショップでは、プロ向けの高度なDJテクニックを解説。唯一無二の存在であり、世界中を飛び回るDJ NOBUとのQ&Aや、音楽プロデューサーに必要な重要ポイントを押さえるDAITO MANABEのプロデュースワークショップなども実施する。
そのほか、現行のシーンで注目されるSAMOとSTONES TAROがDJセットを展開。エネルギッシュな彼らのプレイを楽しみながら、参加者同士のネットワーキングを広げることができる。
IMS Connectへの参加は無料。ただし、6月26日(水)23時59分までに入場受付フォームから登録が必要となる。
今後、IMSは世界中の都市での開催を目指しており、東京公演の後は、ニューヨークとメルボルンでもカンファレンスを実施する予定だ。音楽業界にすでに携わっている人だけでなく、これから関わっていきたいという人にとっても、貴重な交流イベントになることは間違いない。興味がある人は、ぜひ参加してみてほしい。
Hanako Suga