韓ドラ屈指のヒットメーカー!「スタジオドラコン」2025年公開 期待の新作ドラマ5選
韓国ドラマは、役者や監督、脚本家に留まらず、制作会社までスポットを浴びている。
世界的コンテンツへと成長し市場が拡大するにつれ、どこが作ったドラマなのかが、大衆の作品選びのポイントの1つに。人気作を数多く輩出したヒットメーカーが手掛けたものは、脚光を浴びることも少なくない。
そのなかでもドラマファンから絶大なる信頼を置かれているのが、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN/2016)や『愛の不時着』(tvN/2019)、『涙の女王』(tvN/2024)などを世に送り出したスタジオドラゴン。韓ドラファンならご存じの名作工場だ。
海外展開に積極的に取り組んできた日本のテレビ局TBSが昨年、同社を傘下に持つ韓国のグローバルエンターテインメント企業CJ ENMとパートナーシップ協定を結んだほど。
日本の大手テレビ局も熱い視線を送るスタジオドラゴンの、2025年に公開を控えた、期待の新作ドラマを5つ紹介する。
(図)Danmee読者12,273人が選んだ「新韓流四天王」4人
シグナル シーズン2 (tvN)
優れた作品性と興行性が認められ、日本でもリメイクされたヒット作『シグナル』(tvN/2016)が、シーズン2で今年下半期に帰ってくる予定だ。
現在撮影の真っ只中で、まだ詳細があまり明かされていないが、前作同様、イ・ジェフン、キム・ヘス、チョ・ジヌンが出演することが分かっており、放送を心待ちにしている人は多い。
呑金 (仮題/Netflix)
『呑金』は、失踪していた巨商の後継者と、必死になって彼を探していた義理の姉のミステリーメロ時代劇。今年上半期の公開予定だ。
人気イケメン俳優イ・ジェウクをはじめ、ロマンス演技に定評のあるチョ・ボア、『トランク』(Netflix/2024)で存在感を発揮したオム・ジウォン、どんな役にでもなりきってしまうパク・ビョンウン、ルックスと演技力の両方を兼ね備えたキム・ジェウクがキャスティングに名を連ねている。
捏造された都市 (Disney+)
『捏造された都市』は、チ・チャンウクとド・ギョンス(EXO)の演技対決が注目視されている犯罪スリラー復讐劇。2017年公開の映画『操作された都市』を原作にしたドラマで、大ヒット映画シリーズ『犯罪都市』の第4弾を手掛けたオ・サンホ作家が脚本を務めている。
平凡な人生を送っていた男性が凶悪な犯罪に巻き込まれ刑務所に入ることになり、全てのことが仕組まれていたことを知って繰り広げられる物語だ。
今年下半期の配信を予定しているという。
コンフィデンスマンKR (tvN)
『コンフィデンスマンKR』は、日本のドラマ『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版。今年下半期に放送される予定で、現在も撮影中のよう。
人気女優パク・ミニョンを主演に迎えた犯罪コメディードラマで、互いに異なる魅力を持つ信用詐欺師3人が、奇想天外な方法で金と欲望にとらわれた人々相手に、金を奪取する過程を描いている。
自白の代価 (Netflix)
『自白の代価』は、チョン・ドヨンとキム・ゴウンの豪華共演が熱い視線を浴びているミステリースリラー。Netflix(ネットフリックス)作品に数多く出演し、“ネトフリ公務員”と呼ばれるパク・ヘスも彼女たちと息を合わせる。
夫を殺害した容疑者に追い込まれた未亡人の美術教師と、魔女と呼ばれる謎の女性の間で起こる出来事を描いた物語。『愛の不時着』(tvN/2019)や『ロマンスは別冊付録(tvN/2019)など、数々のヒット作を手掛けたイ・ジョンヒョ監督がメガホンを取った作品だ。
(ライター/西谷瀬里)