【公式レシピ】ポリ袋だけでスープパスタを作ってみた結果…防災リュックに入れておくものが増えそう
調理器具としても活躍するポリ袋。筆者もこれまでにポリ袋で作るパンや唐揚げ風の鶏肉料理など、様々な料理でその優秀さを目の当たりにしてきた。
今回ご紹介するのも、そんなポリ袋を使ったレシピ。完成する料理はなんと……スープパスタだ。
え、つまり、災害時にも材料とポリ袋を含めた最低限の調理器具さえ揃っていればできたてのスープパスタが味わえちゃう……ってコト?!
本当にそんなことが可能なのかどうか、 実際に作って確かめてみることにした。
・袋に入れて茹でるだけ
今回参考にしたのは、豆乳やみそなどを作っている「マルサンアイ」の公式ホームページに掲載されていた「ポリ袋調理の豆乳スープパスタ」というレシピ。
詳しい作り方や材料はこちらに掲載されているので、気になった方は是非見てみてほしい。
まずは耐熱のポリ袋に早ゆでタイプのペンネや豆乳、フリーズドライのスープなどの材料を入れ、軽く振って混ぜる。
続いて袋の口を縛り……
鍋底に直接袋が触れないように皿を入れて水を張り、袋を皿の上に乗せる。
あとは蓋をしてしばらく加熱。
仕上げに軽く混ぜ合わせ、塩こしょうで味を整える。最後にそれを袋ごとお皿に盛り付けたら……
完成!!
・もっちもち
ほ、本当にちゃんとスープパスタだ……ちなみにここまでの工程で、洗い物は一切出ていない。
加熱の時に使った鍋と皿は水にしか触れていないから乾かせばOKだし、盛り付けに使っている皿も直接スープパスタに触れていないし。
災害時には洗い物も難しくなることがあるから、こういった細かい部分が意外と重要になってくるんだよな。
ほかほかと立ち上る湯気からはまろやかないい香りが漂ってくるけれど、まだ分からない。もしかしたらうまく加熱できてなくて、ペンネが硬いかもしれないし。
それではお手並み拝見といってみよう。ドキドキしながら食べてみると……
クリーミーでもっちもちですねぇ……!!
普通に茹でた時とまったく変わらない弾力が、そこにはあった。
温められた豆乳の濃厚な風味がペンネの表面に絡み、ほっと一息つける優しい味に仕上がっている。おいしい。
フリーズドライスープと塩こしょうで味がしっかり整えられているからなのか、必要最低限の材料で作る災害レシピにありがちな物足りなさも一切感じなかった。
普通に盛り付けられた状態でこれを目の前に出されたら、ポリ袋で作ったとは絶対に気づかないと思う。それくらいクオリティの高いスープパスタだった。
・誰でも美味パスタが作れるぞ
あまりにおいしすぎたので、以前購入した防災リュックにペンネとフリーズドライスープを仕込んでおこうかと真剣に検討している。
どっちも消費期限は長めだし、そんなにかさばるものでもないし。入れておいて損はないはずだよな。
ちなみにレシピの説明文によると、フリーズドライスープの種類を変えてもおいしく食べられるそうだ。自分の好みの味付けにできるのも嬉しい。
材料が入った袋を茹でるだけでOKだから、災害時にはもちろん忙しい日常生活でも活躍してくれそう!
誰でも簡単においしいスープパスタが作れるこちらのレシピ、気になった方は是非作ってみてはいかがだろうか。
参考リンク:マルサンアイ
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
▼今回筆者が使ったフリーズドライスープはこちら。他の味も試してみたい