みんなに自慢したくなる個性派雑貨♪みなと元町・海岸通の『AMPLOP(アンプロップ)』 神戸市
おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ海岸通。その一部を彩る、雑貨屋『AMPLOP(アンプロップ)』(神戸市中央区)で、インドネシアを中心とした職人の手しごと雑貨をのぞいてきました。
はじまりは2004年、栄町・乙仲通りにあるビルの地下に店を構え、その後“お客さんがふらっと入りやすい場所”を求めて2021年3月路面に移転。
コロナ禍まではバリ島で暮らしていたオーナーの保田さん夫婦が営み、職人たちと直接やりとりをしながら手掛けたオリジナルの雑貨も並びます。
思い立ったら現地に飛び立ち、メジャーなエリアだけでなく路地裏などディープなスポットにも足を運ぶ2人。そこで出会った職人さんと会話を重ね、信頼関係を築いたうえで商品の製作を依頼しているそうです。
特に気になる雑貨を紹介していきますね。こちらはインドネシアなどの南国の木(チャイナベリー)に寄生する希少な木の子を使ったオブジェ。ひとりの職人さんが一刀彫りで仕上げているそうで、天然素材ならではのあたたかみが感じられます。
鳥やリス、カエル、イルカなど、生き物のバリエーションも豊富でインテリアのいいアクセントになりそう。
こちらは気軽に取り入れやすい「インドブロックプリントトート」。木版のブロックプリントによって作られた布は、一版ずつ染料をつけてスタンプを繰り返し、それゆえのちょっとした柄の“ずれ”も見受けられます。ある意味自分だけの1点ものなのかもしれません♪
奥さんが日本人でも好まれるような寒色系のカラーをピックアップしたうえで職人さんに作ってもらっているのだとか。バッグのほか、スカーフやポーチもありました。
こちらの「真鍮(しんちゅう)」は、バリ島のチュルク村(シルバーの村)に住む、オーナーの昔からの友人が手掛けたアクセサリー。「真鍮」とは、銅と亜鉛を使った合金で、腐食しにくく、加工しやすいという特色があり、アンティークな雰囲気と煌びやかな輝きを放っています。
レジ前には寒い季節にうれしい靴下がずらり。一般的なものと比べるとややお値段はしますが、ウシ科「ヤク」の天然繊維100パーセントで作られており、防水性が高く“めちゃくちゃあったかい”のだとか。ウインタースポーツやお風呂上がりのルームソックスなどに重宝しますね♪
インドのカンミール地方から取り寄せている「アートカップ」もなんだか気になります。カラフルな“ヘタウマデザイン”のカップでドリンクを飲めば、落ち込んだときでも元気になりそうです。
海外のみならず日本各地の手しごと雑貨もそろいます。練り込み陶芸などで作られたマグカップやプレートは、食卓に違和感なく溶け込みそう。
奥の細い通路にはラグやクッションカバー、玄関マット、テーブルクロスなどがあり、こちらも見逃さずチェックしてみてくださいね。
ユニークで感性が刺激される雑貨が多く、あれこれ物色しながら宝探しをしている気分に。店内は、撮影およびドリンクの持ち込みは禁止。週末は混み合うため、ゆっくり見たいときは平日がおすすめです。
オーナー夫婦は「万人受けのする雑貨を取り扱うのではなく、日本にはない珍しいものなど、少し攻めた商品を選びながら“『AMPLOP』があるから神戸に来たよ”と言ってもらえるお店を目指している」とのこと。
現在では日本人のみならず、同店を目掛けて訪れる海外のお客さんも多いそうで、その夢は実現しつつあるのかもしれません。
店舗
AMPLOP(アンプロップ)
(神戸市中央区海岸通3-1-14 大島ビル1F)
営業時間
12:00~18:00
定休日
不定
※公式Instagramから確認を
TEL
078-331-5666