【最強回転寿司】新千歳空港の『函太郎』が超最高!「地物」ネタが強すぎて鮪までたどり着けねェェェエエエ!!
冬の北海道に行くなら鮮魚を食べたいのが人情。しかし、今回北海道に行った際は、鮮魚の店を探して食べている暇がなかった。このまま帰るのヤダーーーーー!
そう思っていたところ、新千歳空港の飲食街で回転寿司の「函太郎」を発見した。そこで入ってみたところ最高すぎたのでお伝えしたい。
・函太郎とは
函館発の回転寿司である函太郎。そう言えば、私(中澤)の函館出身の友人が函太郎をオススメしていたことがあった。また、以前の記事でGO羽鳥も函館っ子に函太郎をオススメされているから、函館民の信頼度の厚さが伺える。
公式サイトの企業理念によると、そんな函太郎には3つの約束というものがあるようだ。その3つとは「手の届く贅沢の追求」「食のパイオニアであり続ける」「日本の食文化を世界に広める」。手が届くとは言え贅沢ではあるから、くら寿司やはま寿司ほど安くはない、いわゆる「グルメ回転寿司」と呼ばれる勢力である。
・入店してみたら
私が訪れた時、フードコーナー自体は混雑しているわけではなかったが、函太郎には行列ができていた。空港だけに外国人も多い。確かに、日本の食文化を世界に広めているようだ。
さて置き、ここで函太郎に出会ったのも何かの縁である。北海道ラスト寿司チャンスだし奮発するか。というわけで行列に並んで入店してみた。まずは、鮪(まぐろ)かな。そう思ってメニューを見てみたところ……
地物ネタがいっぱいある……! 「北海道産にしん」「北海道羅臼産あぶらかれい」「北海道産ほっけ」など、タッチパネルには地物というマークのついたメニューの舞踊り状態なのだ。
・攻めてる
にしん、かれいは他の回転寿司でもたまに見るけど、ほっけはなかなか攻めてる。そんなほっけは脂が乗ってジューシー。でも、白身魚だからか後味は淡白で、スッと脂が引いていく。のどぐろほど舌に脂の記憶が残らないのが上品だ。
・強すぎる地物
もちろん、地物はその3つだけではなく、サーモン、貝類、タコイカ、酒に至るまで地物メニューの嵐。特に、激ウマだったのが店内飲食限定の「北海道釧路産 真鱈の白子」である。
白子が多すぎて軍艦が安定しないためか、別置きで出てくるという掟破りっぷり。まさかの自分で乗せろ形式だ。軍艦の概念とは? 誰もがちょっとした哲学的疑問を覚えるこの軍艦だが……
もうトロットロなのよ。ホント海。口の中がトロける味の記憶が鮮烈すぎて、もう1皿リピってしまった。その結果……
鮪までたどり着けねェェェエエエ! 地物ネタが最高すぎて一発目に食べようと思っていた鮪が後ろに押され続けた結果、鮪を食べずにフィニッシュを迎えてしまった。
先を泳いでいく鮪の背中に手が届かなかったこの店。しかし、本鮪も「店長のおすすめ」と書かれていたのでいずれ食べてみたい。それは次回の楽しみに取っておこうと思う。ああ、遥かなる鮪。
・今回紹介した店舗の情報
店名 グルメ回転寿司 函太郎 新千歳空港店
住所 北海道千歳市美々987-22 新千歳空港 国内線旅客ターミナル 3F
営業時間 11:00~20:30
定休日 無休
執筆:回転寿司マニア・中澤星児
Photo:Rocketnews24.