【西武】平良海馬投手インタビュー 中継ぎ再転向への想い
8月22日放送のライオンズナイターでは、ピックアップライオンズで埼玉西武ライオンズの平良海馬投手にインタビューした模様を放送した。ケガから復帰後のストレートの手応え、先発から中継ぎへ再転向となった想いについて訊いた。
――昨日(8月21日、対オリックス20回戦)の試合ですが、平良投手は7回に登板されて、13球を投げて三者凡退に抑えました。内容的にも自分の仕事ができた感じですか?
平良「変化球がいいところに決まって三振も取れましたし、投球内容もよかったと思います」
――昨日の試合での球速は155キロが最速でしたが、ケガから復帰して真っ直ぐの手応えはどのように感じていますか?
平良「2022年の中継ぎの時はもう少し球速が出ていたと思うので、そこを超えていく意識で日々練習をしています」
――ご自身的には今の状態の真っ直ぐはいい時と比べてどれくらいの感じですか?
平良「僕のなかでは球速が出ているといい真っ直ぐだと思っています。前は160キロを投げていたんですけど、今は体重も増えてきていますし、その分球速も上がると思っているので160キロを超えたいというのはありますね」
――8月8日のオリックス戦(18回戦)で復帰されて、5試合にリリーフで登板して4試合連続で無失点の投球が続いています。ケガから復帰してここまでの投球に関してご自身的に手応えはいかがですか?
平良「球速がだんだん上がってきましたが、森(友哉)さんに対して真ん中に投げてしまいホームランを打たれたのは久々の感覚だったというか反省点ではありますね」
――平良投手に京セラドームでお話を伺った時は、右腕の浅指屈筋の肉離れということでしたが、今までに右腕を痛める感覚を持ったことはなかったのですか?
平良「肘が痛くなったことは野球人生で1度もなかったのですが、元々肘のケアを入念にしていなかったと思いますし、『肘のケアをやっていかないといけないな』と気づきました」
――3ヶ月間のリハビリのなかで「色々気づきもあったし、見つめ直すところもあった」というお話があったのですが、見つめ直すというのはケアの部分もあったりしますか?
平良「1番はケアですし、体重も増えて計算上は球速が上がるなかで、筋肉は耐えられるんですけど腱や靭帯はいいフォームで投げないと負荷がかかってくると思うので、そういうところも注意しながらケアをしていきたいなと思いました」
――今季後半戦は先発から中継ぎに配置転換というところで、渡辺久信監督代行や首脳陣と色々話し合って決められたのでしょうか?
平良「首脳陣から提案がありまして、悩んだのですが中継ぎでしっかり球速を取り戻して来シーズンに繋げていきたい部分もありますし、先発よりも球数を抑えられて肘へのストレスも減ると思うので、今年は肘の様子を見ながら進めていこうと思いました」
※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー