【高っ!】大ヒット中の「まるでこたつソックス 」プレミアム版が約5000円で発売される / 試しに履いたら取扱い注意すぎた
ここ数年の冬の大ヒット商品といえば「まるでこたつソックス」であろう。
3足1000円が当たり前になりつつあった靴下市場に、1足1800円で殴り込みをかけ、その実力(温かさ)から今やコンビニにも並ぶほどの大ヒット商品に。ルームソックス界の帝王として君臨している。
先日、寝るとき専用の「まるでこたつソックス おやすみスイッチ」(3500円)をレビューしたが、なんと今年の冬の新作で「まるでこたつソックス プレミアム ウォーム」が発売されたではないか……。価格はなんと税込み4950円。
いや、高え。いくらなんでも高すぎるだろ。ってことで、通常版との比較レビューをお送りしたい。
・まるでこたつソックスプレミアム
通常版の「まるでこたつソックス」(1800円)の約2.5倍もする「まるでこたつソックス プレミアム」(4950円)。
「まるでこたつソックス」でも相当な温かさだと考えると、プレミアム版は「こたつ」どころの騒ぎではなく、「まるでストーブ」とか「まるで焚き火」とかになってしまうのではないか。
にしたって、温かいとはいえ、ルームソックスに5000円はさすがに高すぎるだろう。
通常の「まるでこたつソックス」ですらかなりボリューミィなのだが、「プレミアムウォーム」はそれのさらに上を行く超極厚。
もちろん「まるでこたつ」シリーズではおなじみの、足首のツボ「三陰交」に発熱素材を使用している。これが温かさのカギらしい。
畳んで手の上に載せるとセーターくらいのボリューム感があって、靴下とは思えないほど。
裏返すと……ふくらはぎからつま先まで起毛素材でフッサフサ! なんか動物みたい……。裏返すために手を突っ込んだだけでだいぶ温かい。
ちなみに、通常の「まるでこたつソックス」と「プレミアムウォーム」の裏側の生地を比較するとこんな感じ。プレミアムウォームがよりモッコモコなのが伝わるだろうか。
・ためし履き→記憶消失
生地からしても、どう考えても温かそうなわけだが、どれほどの違いがあるのか履いてみるか……。
まあ、もともとの「まるでこたつソックス」でも十分に温かいけども。たしかに履いた瞬間の包み込まれるような温かさは「プレミアムウォーム」のほうが上かも。
いや、そこまで変わらない気もするから、しばらく履いて仕事し
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このあと40分ほど私の記憶は途絶えている。
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リビングの床で寝てしまっていたのである。
寝ようだなんてまったく思っていなかったのだが、あまりにも足が温かすぎて寝落ちしたのだ。
「まるでこたつソックス」を履いたときもベッドに寝転んで眠くなったが、プレミアムウォームの眠くなり方は異常だった。
履いて15分くらいで冷えていた足がぬくもって、寝てしまった気がする。これは非常に危険な靴下である。寝たらいけないタイミングでは絶対に履いてはいけないレベル。
とはいえ通常の「まるでこたつソックス」で満足している人なら2.5倍出して「プレミアムウォーム」を買う必要はないかなとも思う。
あと、分厚いので収納のスペースもかなり取る。
・ガチで足元が冷える場所で
思えば、私が以前住んでいた家は、底冷えのする寒いマンションの1階だった。
暖房のついていない家に帰ると、床が冷たすぎてまるで氷の上を歩いているようだったことを思い出す。
あの頃に「まるでこたつソックスプレミアムウォーム」があったら過ごしやすかっただろうなと思う。
威力は「まるでこたつソックス」以上なので、家が寒すぎて困ってる人、寒冷地に住んでいる人、足の冷えに本気で悩んでる人などにはおすすめできる……けど4950円は高い!
個人的には「まるでこたつソックス」は毛玉がめちゃくちゃできやすいのがネックなので、プレミアムを謳うならばそこをどうにか改善してほしいんだよなあと思ったり……。
店頭ではまだあまり見かけないので、気になる方はAmazonや楽天、靴下の岡本の公式オンラインショップからどうぞ。
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執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.