コーヒーと漢方茶『なゆた堂』でほっこり一息♪板宿にNewオープン 神戸市
5月12日に板宿にオープンした、コーヒーと漢方茶のカフェ『なゆた堂』(神戸市須磨区)。できたばかりのお店に、さっそく行って来ました。
鍼灸院「鍼灸まほろば」に併設するカフェ。お店に入るとお灸の香りが漂います。独特な香りですがリラックス効果があるともいわれていて、なんだか懐かしさも感じます。
5席だけの小さなカフェはシックで、それでいて温かみも感じる居心地の良い空間です。
「自然体(ナチュラル)でゆったりリラックスできる空間・時間(タイム)を提供したい」という思いから“なゆた”と名づけられた同店。居合わせたお客さん同士が自然に交流を持つこともできるような、温かい場所になればと語る店主の中村さん。
同店でいただけるのは、スペシャルティコーヒーと漢方茶です。まずは、4種の漢方茶の中から一番ビビッときた「朱の和やかブレンド」をいただくことにしました。
「血」のバランスを整えるというブレンド茶。お肌のトラブル、目や肩の疲れ、女性特有の悩みにもよいそうです。
ポットで出されるお茶。見た目はハーブティーのようです。
漢方という響きから、苦いのかな?と思っていましたが、一口飲むと意外な美味しさ!まるで日本茶のような風味にふわっと香る酸味や甘み。ほっこり優しい味で、ハーブティーよりも馴染みがあって飲みやすいように感じました。
こちらの漢方茶はほうじ茶がベースとなっているそうです。そこにヨモギやなつめ、クコの実など薬膳食材を取り入れて作られたもの。
すっと身体に馴染んでほっと落ち着く感じがします。その時の身体の状態に合うものを飲むと美味しく感じるのだとか。「即効性があるものではありませんが、リラックス効果があり、続けると楽になったりします」と中村さん。
「気」のバランスを整える「翠の和やかブレンド」、「水」のバランスを整える「蒼の和やかブレンド」、その季節に合わせた「季節の養生ブレンド」もありますので、その時に自分に合ったものを選ぶ楽しみがあります。それぞれ、ウーロン茶や緑茶など、ベースになっているお茶も異なるそうですよ。
元町にある『Coffee LABO frank』の豆を使う、スペシャルティコーヒーもいただきました。
こちらは注文を受けてから豆を挽き、1杯ずつ丁寧にバンドドリップで淹れてもらえます。少し待ちますが、徐々に漂ってくるコーヒーの香りを楽しみながらのんびり待つのもよいものです。
もとはコーヒーが苦手だったという中村さん。イベントで飲んだコーヒーの美味しさに驚き、そこからコーヒーにはまり、いつか自分のお店を持ちたいと思うまでになったそうです。
同店のオリジナルブレンド「NAYUTA Blend」を選択。
初めに爽やかな酸味を感じ、後味はすっきり。カップにたっぷり淹れてもらえますが、さらりと飲めるので最後まで何も加えず美味しくいただくことができました。“もとコーヒー嫌い”がおすすめする厳選された一杯、飲んでみたくなりませんか?
今後は、お茶を飲みながら「よもぎ蒸し」ができるようにしたり、個人に合わせたブレンド茶を調合したりと、新たなサービスも準備中なのだとか。これからの進化にも注目です。
忙しい毎日、ほっと一息つきたい時にふらりと立ち寄りたくなる場所がまたひとつ増えました。
場所
なゆた堂
(神戸市須磨区飛松町1-1-1 中井ビル1階)
営業時間
10:00~17:00
定休日
木曜日・日曜日・祝日
オープン日
2025年5月12日(月)