草彅剛主演『終幕のロンド』第5話「出るのかよ…樹さん!」修羅場を予感させる展開にSNS大熱狂
草彅剛主演の月10ドラマ『終幕のロンド-もう二度と、会えないあなたに-』は、遺品整理人の鳥飼樹(草彅剛)が遺品整理会社の仲間たちとともに、遺品に込められた故人の思いを解き明かしていくヒューマンドラマ。
大人の恋愛模様や大企業を舞台にしたサスペンス要素も盛り込まれたオリジナルストーリーとなっています。
第5話「出るのかよ…樹さん!」電話シーンに視聴者騒然、Xトレンド1位に
第5話では、真琴(中村ゆり)の願いを受け、樹と真琴がこはる(風吹ジュン)の愛した男性・佐々木俊介(加治将樹)の足跡をたどって伊豆を訪れました。物語の終盤では、発熱した真琴を旅館で介抱する樹のもとに真琴のスマホが鳴り続け、樹が利人からの電話に出るという緊迫の展開が描かれました。
このシーンには「誠実な鳥飼樹さん…!」「出るのかよ…修羅場確定すぎる」といったコメントがSNS上にあふれ、昭和のメロドラマを思わせるようなシチュエーションに視聴者が盛り上がりました。
海斗とゆずはの“救い”のシーンにも反響
さらに、海斗(塩野瑛久)のまっすぐな思いが届き、ゆずは(八木莉可子)が母親と決別するシーンにも多くの反響が寄せられました。海斗がゆずはの手をとって街を走り、強がる彼女を諭す場面では、「矢作チーフの言葉が胸に響きました」「海斗の涙が真実を伝えた」といった感想が集まりました。
この放送をきっかけに「#終幕のロンド」がX(旧Twitter)で日本のトレンド1位を獲得するなど、大きな話題を呼びました。
第6話は利人の怒りが爆発、要潤が“悪い男”を語る
第6話では、妻・真琴の電話に出た樹への嫉妬と怒りを募らせる利人(要潤)の姿が描かれます。自身の不倫を棚に上げながら妻の不貞を疑う利人の様子が、さらなる波乱を呼ぶ展開となりそうです。
利人を演じる要潤は、「ひどい男を演じるのは勇気がいります。悪役の存在感がドラマを深めると思うので、心して演じています。視聴者の皆さんの声が多いほど成功だと感じます」とコメントしています。一方で、「個人的には利人が会社でハラスメントを受けるたびに“ざまぁみろ”と思っています」と語り、利人に対しては厳しい目を向けているようです。
また、劇中で“悪者一家”として登場する御厨家も、撮影現場では仲が良いそうで、「村上弘明さんや小柳ルミ子さんが中心になって会話を盛り上げてくださるので、控室はいつも笑いが絶えません」と、和やかな雰囲気を明かしました。
最後に要は、「第6話では利人が樹と真琴の関係を本格的に疑い、夫婦関係の亀裂が広がります。ひとつのボタンの掛け違いがさらなる展開を呼び寄せることになります。これからますます見応えのある物語になっていくと思います」と語り、今後の展開への期待を高めました。
11月17日(月)放送 第6話あらすじ
鳴り続ける真琴(中村ゆり)のスマホに、意を決して出た樹(草彅剛)は、電話口の利人(要潤)に状況を説明して謝罪します。不快感をあらわにした利人から、真琴の熱が下がったらすぐに帰すようにと言われます。
翌朝、熱は下がったものの真琴の体調を心配する樹は、利人との約束もあって一度東京へ帰ろうと真琴を諭します。しかし、真琴は「せっかく伊豆まで来たのだから」と、こはる(風吹ジュン)の思い出の文箱を作った工房へと向かいます。
その道すがら、樹が利人からの電話に出て外泊の理由を説明したことを伝えると、真琴はなぜか怒り心頭になります。そこには、ある理由が隠されていて――。
文箱を作った先代の息子・竹澤(飯田基祐)は、こはると真琴の父・佐々木俊介(加治将樹)のことを覚えていました。竹澤によると、40年前のある日、突然工房に現れた佐々木は先代に弟子入りしたといいます。一方で“夫婦”は海の近くの一軒家を購入し、仲睦まじく暮らしていたそうです。ところがある日、思いもよらない出来事が起こり、愛し合っていた2人は離れ離れになってしまいます。その話を聞いた樹と真琴は、思わず絶句します。
一方東京では、樹が真琴と伊豆に一泊したことを知った同僚たちが、2人の関係を話題にして盛り上がっていました。そんな中、磯部(中村雅俊)に任された花壇の手入れを終えた碧(小澤竜心)のもとに、昔の仲間から一通のメールが届いて――!?