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お裁縫クライムサスペンス映画?ジョエル・コーエン絶賛『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』12月公開決定

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ジョエル・コーエン監督に絶賛された新たな才能、フレディ・マクドナルド監督による“お裁縫クライムサスペンス”映画『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』が、2025年12月19日に日本公開されることが決定した。

スイスの山中にある小さな町でお針子をしているバーバラは、唯一の肉親だった母を亡くし、譲り受けた“喋る刺繍”のお店は倒産寸前。友人や恋人もおらず、人生崖っぷちの彼女は、ある日、ひょんなことから麻薬取引の現場に遭遇してしまった。売人の男たちは血まみれで倒れ、道には破れた白い粉入りの紙袋、拳銃、そして大金の入ったトランク。

<完全犯罪(横取り)><通報><見て見ぬふり>。運命の三択が頭をよぎる中、お店を守るために彼女が選ぶ未来とは──。犯罪に巻き込まれていくバーバラは、商売道具である針と糸の力で、自らの運命を切り開いていく。

監督は、19歳で制作した同名短編がジョエル・コーエン監督に絶賛された新鋭フレディ・マクドナルド。今回の長編版は2024年のサウス・バイ・サウスウエストを皮切りに、ロカルノやシッチェスなど世界の映画祭を沸かせた。美しいスイスの田舎町で繰り広げられる、コーエン兄弟『ファーゴ』(1996)を思わせる、犯罪映画とコメディ要素が融合した、予測不能の“お裁縫クライムサスペンス”だ。

© Sew Torn, LLC

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主人公のバーバラ役は、アイルランド出身のイヴ・コノリー。公開されたティザービジュアルでは、赤・青・黄、3色の糸が拳銃を封じ込めるかのように絡まっている。

© Sew Torn, LLC

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映画『世界一不運なお針子の人生最悪な1日』は、2025年12月19日(金)全国公開。

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