「かかりつけ医」を身近に
「かかりつけ医」は、熱がある、体がだるい、食欲がないなど体調が悪いなと感じた時に、まず相談する自宅近くの診療所などの医師のこと。どの世代にとっても健康をサポートしてくれる存在となる。
かかりつけ医を持つことで【1】日頃の状態をよく知っていることで、ちょっとした体調の変化に気づきやすく、病気の予防や早期発見、早期治療が可能【2】病気や症状、治療法などについて的確な診断やアドバイスがもらえる【3】必要に応じて適切な医療機関を紹介してくれる―といったメリットがある。
信頼できると思った医師であればかかりつけ医と呼ぶことができる。一人に決める必要はなく、他に眼科も通院しているという場合は、眼科の医師もかかりつけ医と言え、どの診療科の医師でもかかりつけ医になる。
病診連携
地域の開業医らの「診療所」と「病院」が互いに連携を密にして、地域の人々に対して効率的で効果的な医療を提供していこうというもの。
何か体に異常が生じた場合、まずかかりつけ医に相談し、必要があれば医師から病院を紹介してもらい検査、治療をする。直接病院を受診するよりも多くの情報が共有でき、効率のよい医療を行うことが可能。病院とかかりつけ医等が連携し、サービスを提供しながら患者の治療を行うことを病診連携という。