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ソックリすぎる!『見た目が似ている猫種』8選 それぞれの特長と見分ける方法をご紹介

ねこちゃんホンポ

1.ノルウェージャンフォレストキャット&メインクーン

✔共通点

どちらもがっしりとした大きな体型の長毛種で、尾もボディと同じ位の長さがあり、ふさふさとしている点がよく似ています。また、どちらも耳の内側の毛が外側に向かって伸びています。

✔ノルウェージャンフォレストキャットの特長

ノルウェー原産で、北欧神話に登場するほど昔からいる、自然発生により確立した猫種です。クリーム、ゴールド、シルバー、ブラウンなどの毛色、ソリッド(単色)、キャリコ、タビー、ティップド、バイカラーなどの模様と、多彩な毛柄が認められています。

見た目は力強い印象ですが、落ち着いており、人が大好きです。

✔メインクーンの特長

アメリカ原産で、北アメリカでは最も古い歴史を持つ、自然発生により確立した猫種です。こちらも豊富な毛色、模様が認められており、多彩な毛柄が楽しめます。

性格も温和で優しく、人によく懐く点もノルウェージャンフォレストキャットと共通しています。

✔見分け方

見分けるポイントは、顔付きです。ノルウェージャンフォレストキャットの顔は逆三角形、メインクーンの顔は四角形です。

またノルウェージャンフォレストキャットは額のてっぺんから鼻先までが真っ直ぐであるのに対して、メインクーンの額は緩やかなカーブを描いている点もポイントです。

2.ブリティッシュショートヘア&シャリュトリュー

✔共通点

ブリティッシュショートヘアとシャリュトリューは、共に筋肉質な体型と、密で短い被毛、丸い顔立ちという共通点を持っています。特に、ブルーでソリッドの毛柄を持つブリティッシュショートヘアとシャリュトリューは、見分けが難しいです。

✔ブリティッシュショートヘアの特長

原産国はイギリスです。約2000年前にローマ人がイギリスに持ち込んだ猫が、1890年に品種として公認されました。

クリーム、ゴールド、ブルーなどの豊富な毛色とソリッド、キャリコ、タビーなどの模様が認められています。猫らしい神経質な面が少なく、のんびりした面を持つ、おっとりとした性格の猫です。

✔シャリュトリューの特長

フランスが原産で、こちらも1558年の書物に登場するほど歴史の長い品種です。毛柄はブルーのソリッドのみです。性格はとてもおとなしく、人懐っこいのが特徴です。

✔見分け方

同色の場合は、尾、目、耳に注目しましょう。シャリュトリューは尾の先に丸みがある、ブリティッシュショートヘアの目は鼻の幅程度の間隔ですが、シャリュトリューの目はそれよりも間隔がやや広い、ブリティッシュショートヘアの方が両耳の間隔がやや広いといった違いがあります。

3.シンガプーラ&アビシニアン

✔共通点

どちらも小柄で筋肉質の体型をしており、似たような毛柄の場合はよく似て見える猫種です。

✔シンガプーラの特長

原産国はシンガポールです。街角によくいる猫でしたが、1970年代頃にアメリカ人夫婦がアメリカに連れ帰り、ショーに出るようになって広く知られるようになりました。

セーブルの毛色とティックドタビーの模様のみが認められています。好奇心旺盛ですばしっこく活発に動き回りますが、飼い主に忠実で愛情深い猫です。

✔アビシニアンの特長

原産国はイギリスです。野生的で機敏に動き、優雅な印象を与えるしなやかで美しいボディをしています。

起源には諸説ありますが、1860年代にアビシニア(現在のエチオピア)からイギリスに持ち込まれたのが始まりとされています。模様はティックドタビーのみ、毛色はフォーン、ブルー、ルディ、レッドが認められています。

好奇心旺盛ですが、あまり人を悩ませるようなことは少ない猫です。

✔見分け方

よく似た毛柄の場合は、顔の輪郭が丸いのがシンガプーラ、逆三角形なのがアビシニアンです。また、シンガプーラの方が顔に対する目の大きさの割合が大きく見えます。

4.トンキニーズ&シャム

✔共通点

どちらも中型で細身の体型をした短毛種の猫です。トンキニーズはシャムとバーミーズの異種交配で作られたため、ポイントカラーがはっきりと現れるトンキニーズとシャムは、見た目がよく似ています。

✔トンキニーズの特長

原産国はカナダです。1950年代から1970年代のアメリカで、シャムとバーミーズを交配して作られました。毛色はナチュラル、シャンパン、ブルー、プラチナの4色と、ポイントカラーの模様が認められています。

ポイントの現れ方には3パターンあり、シャムとよく似ているのは、ボディのカラーがオフホワイトではっきりとポイントカラーが現れるポインテッドのタイプです。少し落ち着きのない性格をしていますが、人懐っこくて外交的な性格です。

✔シャムの特長

原産国はタイです。現在のタイがまだシャムと呼ばれていた頃、門外不出の宝として宮廷や寺院などで大切に飼われていました。

細長いボディとしなやかな動きが、猫の中で最も美しいと評されています。毛色はシール、チョコレート、ブルー、ライラックの4色で、はっきりとしたポインテッドの模様が現れます。サファイヤブルーの瞳も特長の1つです。

感受性がとても強いものの、飼い主には献身的な愛情を示す猫です。

✔見分け方

ポイントは2つあります。シャムの体型はオリエンタルといって細くて長い四肢と尾をもっています。トンキニーズの体型はセミフォーリンで、すっきりした体型ながらもやや筋肉質で長方形の胴体をしています。

もう1つのポイントは、目の色です。シャムの目の色はサファイヤブルーのみですが、トンキニーズはアクア(水色)、グリーン、ブルーなどが認められています。

まとめ

4組8種類の猫種をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひ、実際の猫や写真を見比べてみてください。

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