『ベスト・キッド:レジェンズ』2025年夏公開決定 ─ オリジナル版『ベスト・キッド』とジャッキー・チェン版『ベスト・キッド』が融合
『ベスト・キッド』シリーズ最新作『Karate Kid: Legends』が、『ベスト・キッド:レジェンズ』として2025年夏に日本公開されることが明らかになった。1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』シリーズとそこから派生したドラマ「コブラ会」、さらにジャッキー・チェン主演による2010年のリメイク版『ベスト・キッド』の世界と魂がひとつに融合した注目の最新作だ。
オリジナル版で主役の「カラテ・キッド」を演じたラルフ・マッチオ(ダニエル)がスクリーンに復活し、リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演。空手とカンフー、2人のレジェンドの極意を受け継ぐ ニューヒーローが誕生する。
最新作の主人公は17歳の高校生リー(ベン・ウォン)。北京でジャッキー演じるミスター・ハンからカンフーの指導を受けていたが、家族の不幸により 母親と共にニューヨークに移住することになる。リーは過去の出来事を忘れようと努力するが、なかなか周囲やクラスメイトと馴染めず、不当ないじめを受け、争いごとやトラブルに巻き込まれてしまう。そんな時、心を許せる数少ない友人から助けを求められたリーは 大切な友人のために戦うことを決意するが、自分のカンフーのスキルだけでは充分ではない……。
予告編では、リーのカンフーの師匠であるハンが空手の達人ダニエル(オリジナル版の主人公)を訪ねるシーンがある。ミスター・ミヤギの写真の前で、リーのために助けを求めるハン。空手とカンフー、3人のレジェンドから3つの異なる格闘スタイルを学んだリーは 新たな極みに達した真のファイターとして究極の格闘大会に挑む。
本作のベスト・キッド役は、何千もの若手俳優たちを始め 世界中から応募が殺到したオーディションを勝ち抜いたベン・ウォン。ドラマ「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」(2023)などで活躍する新鋭だが、演技力もさることながら、空手、カンフー、拳法、テコンドーなどの武術も習得。彼の究極のアクションが本作最大の見せ場となっている。
『ベスト・キッド:レジェンズ』は2025年夏、日本公開。