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皆さん、尼崎市で生まれたご当地グルメの「尼崎あんかけチャンポン」はご存じですか？“あん”がかかっていることが条件で、中華料理店を始め23店舗ものお店が出しており、見た目も味も様々です。今回、創作ダイニング『晴れたらいいね』であっさりだけどボリューム満点の「尼崎あんかけチャンポン」をいただいてきたので、その模様をレポートします。

JR立花駅から徒歩約2分のビルの2階にあり、近くには郵便局があります。

階段を上って左手のドアがお店の入り口です。

中は、カウンターやテーブル席の両方がありバーのような落ち着いたオシャレな空間です。店主は様々な飲食店で店長や店舗の立ち上げなども経験し、自分の店を持ちたいと2012年に同店をオープンされました。

前職は焼肉店で働かれていたこともあり、同店では「厚切り牛タン塩焼き」や「上カルビ」など創作ダイニングでは珍しい質の高いお肉料理も提供されています。そちらのメニューもかなり気になったのですが、今回は最初から心に決めていた「尼崎あんかけチャンポン」をお願いしました。

運ばれてきたのは、今まで筆者が出会ってきた「尼崎あんかけチャンポン」と全く異なるもので高く盛られた水菜とチャーシューが印象的でどんな味わいなのか期待が高まります。

チャーシューをのけてまず麺の上にかかったあんを見てみるとえび、あさり、イカなどの魚介類をはじめもやし、にんじん、はくさい、しめじなどかなりの種類の具材がてんこ盛りで、これ一杯で1日分の野菜がとれてしまうのではないかと思うほどのボリューム。エビはぷりぷりで上の水菜はシャキシャキで食感の違いも楽しめます。

スープは鶏ガラスープに和風出汁と塩だれを加えたもので、あっさりだけどたくさんの具材からの美味しさも全て溶け込んでいて味に深みがあります。麺は熱々のあんとよく絡んで身体の中からぽかぽかしてきます。食べ進めていっても途中で飽きることがなく、子供にも食べさせたいと思えるほどほっとする優しい味です。

さらに、この甘辛い自家製チャーシューがあっさり味のあんと相性抜群！半熟味玉も味が染み染みであと、2、3枚はおかわりしたいくらいです（笑）。

味はお酒の〆にぴったりなのですが、思ったより量があるので複数人で行かれた際はシェアすることをおススメします。店主もいつもいろいろほかにも食事をされたあと1人1個たのもうとされるお客さんには量が多いですよと優しく一声かけられるそうです。野菜がたっぷりなので、罪悪感など全くなくむしろヘルシーなものをいただいたと体の喜ぶ声が聞こえた気がしました。

場所
晴れたらいいね
（尼崎市立花町1-7-1 パインフォレスト202）

営業時間
17:00～0:00（L.O.23:30）

定休日
月曜日