茅ヶ崎の防災に経験生かす 新倉 真二さん(59)(無所属4期)
――市議会議員を目指したきっかけは。
「20年ほど前、茅ケ崎北陵高校の同窓会長をしていた際に、同級生で陸上部でも一緒だった宇宙飛行士の野口聡一氏の応援をしていた。そのことで地域との関わりが増え、周囲からも推す声があったことで決意した」
――2年前に行われた統一地方選で、4期目の当選。これまで力を入れてきた取り組みは。
「1995年の阪神淡路大震災当時、京都で生協職員として働いており、約半年後から仮設住宅を回って支援活動を行った。その経験を茅ヶ崎で生かしたいという思いがあり、特に防災に力を入れてきた。まだまだ取り組むべきことは多いが、避難所でのプライベートスペースの確保など、進んだ部分も多い」
――今後、力を入れたい政策は。
「防災面では高齢者や障害のある人など、災害弱者となりうる人の支援をより進めていきたい。またOBとして、茅ケ崎北陵高校の新校舎建設への道筋をつけられたら」
――リラックス法は。
「身体を動かすことが大好き。ニュースポーツ『ファミリーバドミントン』(3人制でスポンジボールにバドミントンの羽根をつけたシャトルを使う競技)は10年以上続けている。高齢者でも楽しめて健康寿命延伸にもつながるので、もっと普及させたい」