小原で「龍(ドラゴン)」を制作 3月開催のフェスに向け
江戸時代の風情が漂う小原地域で1月19日、「ドラゴンチェアー」や「小原龍絵画」を制作するワークショップが開かれ、近隣の子どもや保護者ら約30人が参加した。
「ドラゴンチェアー」とは段ボール箱を組み合わせて作る長く連なる龍のこと。カラフルな装飾が特長で、美術家の開発好明氏が制作した龍の頭を付けて完成する。実際に座ることもできる。参加者は思い思いに趣向を凝らし、作品を作りあげた。また、小原の石を粉砕して作った天然顔料を使って「小原龍絵画」も描いた。
参加者からは「ただの椅子ではなく大事なものが隠せる秘密の扉も作ってみた。いろいろ工夫して面白かった」「まさか地元の石からこんなにいろいろな色ができるとは思ってもいなかった。びっくりした」などの感想が聞かれた。
なお、この日に制作した作品は市制施行70周年記念中山間地域文化芸術事業として3月16日(日)に小原宿本陣で開催される「突然ドラゴン出現!小原宿本陣アートフェス」で展示される。