桐生西宮神社で初開催の「福男選び」参加者募集中!【11月20日】群馬県桐生市
桐生市にある西宮神社で11月20日、「福男選び」が初めて開催される。
兵庫県西宮市の「えびす宮総本社 西宮神社」の行事を、総本社以外の直系神社で開催するのも初めて。
現在、参加者を募集中だ。
本社以外で初めての「福男選び」世話人が中心となって運営
「福男選び」は、兵庫県西宮市の「えびす宮総本社 西宮神社」で1月10日に行われている神事。
午前6時の開門と共に、約230m離れた本殿まで「走り参り」し、1番から3番までをその年の「福男」として認定する。
約1500人の参加者が我先にと本殿に殺到する勇壮な姿で、全国に知られている。
桐生西宮神社では、11月19日、20日に開かれるえびす講を舞台に、20日午前6時に実施。桐生市立北小学校に面した参道からスタートし、神社の石段を駆け上がる。
距離は本社と同じ約230mだ。
この催しは西宮神社世話人の片山翔平さん、小山哲平さんらが中心となって運営する。
2022年に神社創建120周年を迎えた頃から、地域の歴史・文化を伝える神社の在り方を考え、福男選びでにぎわいを与えられないかと発案。
2人で本社の開門神事・福男選びの運営に加わり、“本場”の雰囲気や文化を直接学び、地域の人々や陸上競技に携わる有志の協力を得て、開催に備えた。
片山さんは「本社の福男は、一番に授かった『福』を周りの人に分け与え、福のある世の中を願う、という自負を持ってチャレンジしている。地域や国、世界の幸福を祈りながら参加していただけたら」と話す。
桐生西宮神社は、明治時代の大火の後、本社へ働きかけて、美和神社の隣に分霊した歴史を持つ。
本社直系の西宮神社は、関東では桐生一社のみという。
福男選びは女性の部も設け、高校生以上の男女を対象に参加者を募る。
申し込みはインターネット(Instagram参照、先着1000人で11月15日締め切り)ほか、11月19日のえびす講会場で18時まで受け付ける。
同22時30分にくじ引きにより男性の部・女性の部各54人を選出。
関東初の「福男」「福女」を目指してみては。
桐生西宮神社 福男選び
【日時】11月20日(水曜)朝6:00スタート
※えびす講は11月19日7:00~20日22:00。
【会場】桐生西宮神社
【住所】桐生市宮本町2-1-3
【料金】参加、観覧無料
【問い合わせ】桐生西宮神社 r6.fukuotokoerabi@gmail.com