犬が『飼い主を頼っている』ときにみせる仕草や行動5選 頼りになる存在だと認識してもらうために日頃からできることとは?
信頼関係は重要!頼りになる存在だと認識してもらうためには?
犬と飼い主が良好な関係を築いていくためには、しっかりと信頼関係を築くことが大前提です。頼りになる飼い主として認識されることで、犬にとって安心して暮らせる環境が整います。
では、頼りになる存在だと認識してもらうためには、日頃からどのようなことを意識すべきなのでしょう。
✔常に落ち着いた態度で接する
✔ルールには一貫した行動を心がける
✔うまくできた時は褒めて自信を持たせる
✔普段からスキンシップやコミュニケーションを通して愛情を伝える
✔犬のボディランゲージを理解して気持ちを汲み取ってあげる
✔嫌がることを無理強いせず愛犬のペースに寄り添いながら接する
以上のコツを押さえながら愛犬と真摯に向き合い、接していきましょう。愛犬のことを日頃から観察することで、「今、どのような気持ちなのか」「何を訴えているのか」を徐々に汲み取れるようになるはずです。
犬が『飼い主を頼っている』ときにみせる仕草や行動5選
では、飼い主に信頼を置いている犬たちは、どのような仕草や行動をみせるのでしょうか。犬が飼い主を頼っているときにみせる仕草や行動を紹介します。
1.自らスキンシップや遊びを求めてくる
飼い主に信頼を置いている犬たちは、飼い主が声をかけずとも自らスキンシップや遊びを求めて近寄ってきます。
これは、信頼している大好きな飼い主と関係をより深めたい、甘えたいという思いからくる行動であり、自分から積極的にコミュニケーションを図っても、ぞんざいな対応を受けないと確信しているのです。
2.甘えたり無防備な様子をみせる
信頼している飼い主に対して、犬は自ら甘えたり無防備な姿を見せたりすることも多くあります。無防備な姿を見せても攻撃されないことを理解している上、何か想定外な出来事が起こっても飼い主が対応してくれると信頼している証です。
仰向けになり、犬にとって急所となるお腹をみせてみたり、飼い主がいる近くで熟睡したりと無防備な様子を見せている場合は深く信頼されているのでしょう。
3.飼い主におしりをくっつけ背を向けて休む
飼い主の近くにやってきたと思いきや、なぜかおしりを密着させるように背中を向けてくることはありませんか。「なぜわざわざ背を向けるの?」と思う方も多いでしょう。
実は、この行動こそ深い信頼の証です。犬は信頼している仲間に対して、おしりをくっつけるように密着し、背を向けて別の方向を向きます。これは「私はこっちを見ているから、あなたはそっちを警戒していてね」という野生の本能的な行動だと考えられています。
4.飼い主の見える距離にいて時折アイコンタクトを送る
犬は飼い主の見える距離で休んだり待機していたりすることが多いですよね。飼い主の見える距離にいて、なおかつ時折アイコンタクトを送る様子は、まさに飼い主に忠実に従おうと信頼している証です。
いつ、どのような指示をされても動けるように、時折飼い主の行動や表情などをチェックしています。異変や飼い主の視線が自分に向けられると、「指示があるのかな?」「もしかして遊んでもらえる?」とパッと顔を上げる犬も多いでしょう。
5.不安な様子で飼い主に体を密着させる
犬は不安を感じると、最も頼れる場所に移動します。もしも不安そうな様子で飼い主に近づいてくるのであれば、愛犬にとって飼い主は最も安心できる場所なのでしょう。
「不安だけど、飼い主さんと一緒にいれば大丈夫」「きっとなんとかしてくれる」と信じているのです。不安そうな愛犬が近寄ってきたときは、優しく声をかけてあげたり、体を撫でてあげたり、遊びなどで気を紛らわせてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬は飼い主の普段の行動や接し方をみて、信頼をおける相手かどうかを見定めています。飼い主を頼りにしているときは、今回紹介したような行動を日常的にみせているので、ぜひ愛犬の行動と照らし合わせてチェックしてみましょう。