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ヤエン釣りでアオリイカ3杯キャッチ【三重】ポイント移動を繰り返し釣果アップを狙う

TSURINEWS

ヤエン釣り遠征で仕留めたアオリイカ(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)

今回のヤエン釣りは、三重県内の複数ポイントを転戦する展開に。夕マヅメは尾鷲で特大アジに苦戦しつつも、なんとか1杯をキャッチ。朝マヅメは不調のサーフを見切り、初場所へ移動してから連続ヒットに成功した。釣果は計3杯と控えめながら、手応えと発見のある充実した釣行となった。

アオリイカ狙いのヤエン釣り

春アオリ狙いのヤエン釣りシーズン2回戦目。結果は3杯と数こそ出なかったが、実績ポイントが不調だった理由がわかり、新たなポイントも見つけられたので収穫のある釣行となった。

夕マヅメに尾鷲へ

仕事を早上がりし、夕マズメ少し前に尾鷲のエサ屋に立ち寄って、アオリイカ狙いのヤエン釣りポイントへ向かった。

アジが特大サイズ

エサ屋でアジを20匹購入しようとしたところ、店員が「アジが大きいけど大丈夫ですか?」と声をかけてきた。エサとして使えないサイズではないと思い「大丈夫です」と答えて購入したが、これが後々裏目に出ることになった。

1投目で即アタリ

先行者がいたため、ポイント内の別の場所から竿を出すことにした。アジを掬おうとアジバケツを開けると、かなり大きなアジが泳いでおり、「アオリは食ってくるだろうが、ヤエン投入が早すぎると針掛かりしないかもしれない」と不安になった。

アジを投入すると、すぐに反応がありラインが出ていった。ヤエンの準備をして竿を握ったときには軽くなってしまっていた。何もしていないのに離されてしまい、不思議に思いながらもその後はアタリがなく、頭を齧られたアジを回収した。

続けてアタリあるもバラシ

新しいアジを投入してから5分もしないうちにアタリがきた。今回は離されることもなく、やり取りを開始。サイズは小さく、エサのアジが大きすぎてヤエン投入のタイミングが非常に難しかった。

ゆっくりと寄せてくると、アオリが見える位置まで近づいてきたので、大きめのヤエンを投入。目視で到達を確認しアワセを入れたが、アオリのサイズとアジのサイズのバランスが悪かったのか、うまく針が掛からずバラしてしまった。

アオリイカをキャッチ

バラしてからしばらくすると、先ほどよりも大きめの個体からアタリがあった。じっくり食わせてからヤエンを投入し、針掛かりもうまくいった。寄せてギャフを掛けたが、回収中にギャフから外れてしまった。

思わず声が出るほどのミスだったが、アオリは衝撃でショック状態になったのか海面に浮いていたため、再度ギャフ掛けして無事キャッチできた。

運良く再度ギャフ掛けに成功(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)

エサ取り活発になり休憩

夕マズメの薄暗い時間帯はアタリがなく、完全に日が沈んでしまった。以降はアオリからの反応はなく、クロアナゴやウツボと思われるアタリが頻発。アジを消耗したため、いったん釣りをやめて仮眠を取ることにした。

朝マヅメにサーフへ

仮眠後、お馴染みのサーフへ移動。不調続きだった朝マヅメに変化がないか確認することにした。

アタリがない原因が判明

サーフで朝マヅメ少し前から釣りを開始。しかし、アジが大きすぎたせいかエアーポンプの送風量が足りず、数匹が弱り気味になっていた。弱ったアジを優先して投入したが、すぐに死んでしまい、アジの残数がどんどん減っていった。

朝マズメを迎えたので、できるだけ元気なアジを投入したが、依然としてアタリはない。やがて沖合に漁船が現れ、漁師が網を回収する作業を始めた。

この時、ポイントの不調の理由がはっきりした。沖に網が入っており、アオリがこちら側に回遊してこなかったのだ。だが、漁師は仕事で生計を立てており、自分は遊びなので、仕方のないことだと思った。

初場所へ移動

釣れないとわかっている場所に居続けても意味がない。思い切って以前から気になっていた初場所へ移動することにした。

入りたい場所に先行者

気になっていた場所に到着すると、すでに車が停まっており、ポイントには先行者がいた。ポイント内の別の場所に道具を置いてから、先行者の様子を見に行くと、ちょうどアオリとのやり取りの最中だった。

しばらく見守っていたが、残念ながらバラしてしまったようだ。やり取りが終わったところで挨拶をし、話しかけてみた。すると、自分が道具を置いた場所と、先行者がいたポイントで朝マズメに5〜6杯の釣果があったという。

貴重な情報を教えてもらったことにお礼を述べ、自分の場所に戻った。

ポイントを譲ってもらえた

しばらくすると、先行者が近くの気になる磯場へ移動するとのことで、ポイントを譲ってもらえることになった。話しかけていなければ、譲ってもらえなかったかもしれない。釣行者同士、挨拶と交流の大切さを実感した。

1kgのアオリイカを手中

ポイントに入ってから1時間ほど経った頃、ふと目を離していた間にアジの動きが止まり、穂先が少し張っているように感じた。竿を持つと、アオリのジェット噴射が始まった。

竿に重みが乗ると同時に走る個体だったので、慎重にやり取りを行い、ラインが出されながらも早めにヤエンを投入。じっくり送り込んで穂先の動きでヤエンの到達を確認し、アワセを入れた。

上がってきたのは約1kgのアオリだった。

1kgのアオリイカをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)

最後にアオリイカ追加

最後のアジを泳がせておき、道具を片付けて少し離れた車まで荷物を運んで戻ってくると、竿が少し吹っ飛んでいた。実は自分はよく、最後のアジの時には「釣り人の殺気を消す」ために、わざと竿を放置してポイントを離れることがあるのだが、そろそろやめたほうがいいかもしれない。

竿を持つと、根掛かりのように重く、魚のような引きもあったため「大きな根魚が根に入ったか」と思い、強引に巻いていると、突然重みが軽くなった。海面に現れたのは、なんとアオリだった。

すぐに目の前でアオリを確認できたのでヤエンを投入。アワセを決め、無事にキャッチすることができた。

今年は釣行回数が減りそう

私事になるが、4月から勤務状況が変わり、遠征を伴う釣行が難しくなりそうだ。なんとか釣行しやすいよう、状況を改善する方向で計画中である。

今回の最終釣果(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)

<ナカイカ/TSURINEWSライター>

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