「ザ・ボーイズ」悪徳企業ヴォート、Aトレインのフェイクニュースを流す
Amazonシリーズ「ザ・ボーイズ」シーズン4では、「セブン」の高速ヒーロー、Aトレイン(ジェシー・T・アッシャー)の大きな決断が描かれた。これを受けて、スーパーヒーローたちを抱える巨大企業ヴォート社が、Aトレインに関する新情報を伝えている。
この記事には、「ザ・ボーイズ」シーズン4のネタバレが含まれています。
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このたびヴォート・インターナショナルの公式SNSでは、次の発表が行われた。
「本日、ヴォート社はAトレインが直ちに海外派遣されることを確認しました。彼の安全と自由世界の安全のため、すべての詳細を機密扱いにしなくてはなりません。彼の幸運を祈りましょう。そして何より、そのスピードに神のご加護を!」
Today Vought can confirm A-Train is being deployed overseas effective immediately. We have to keep all details confidential both for his safety and the safety of the free world. Let’s wish him good luck and especially God speed!
— Vought International (@VoughtIntl)
シーズン4を完走した人ならお察しの通り、この内容は虚偽だろう。同シーズンでは、Aトレインがザ・ボーイズに内部情報をリークするなか、内面的にも変化を遂げていく様が描かれた。第7話では、勇敢で家族思いなマザーズ・ミルクに感化され、セブンのディープやブラック・ノワールと堂々と対峙したAトレイン。その後、自分の裏切りがホームランダーにバレる前に、追跡チップを外して姿をくらますのだった。
最終となるシーズン5で“その後”がどう描かれるかは未知数だが、ヴォートはAトレインの不在を「海外派遣」というテイで誤魔化すつもりのようだ。Xへの投稿には、「ザ・ボーイズ」米公式アカウントから「ノワールのように無事に戻ってくることを願う」とユーモラスなリプライがつけられている。
なおクリエイターのエリック・クリプキによれば、シーズン5ではいずれかのキャラクターの死が描かれるそう。ホームランダーを欺いたAトレインがこれに当たるかわからないが、「シーズン5で死ぬ人が誰であれ、その死にたっぷりと値するものになる」といた。ちなみにスターライト役のエリン・モリアーティは、セブンのメンバーならディープが死ぬべきだとという。