おつけもの慶 キムチでギネス記録挑戦 2月16日 アゼリアで
8時間で2500個販売
川崎のキムチ専門店「おつけもの慶」が2月16日(日)、ギネス世界記録に挑戦する。8時間で2500個の白菜キムチの販売を達成すると「最も売れたキムチ」として記録が認定される。同店を運営するグリーンフーズあつみ代表取締役社長の渥美和幸さんは「多くの人とつながり、盛り上がる特別な一日。一緒にギネス記録達成を喜びたい」と語る。
同店は2003年、川崎区渡田新町に一号店をオープン。行列のできる店として話題を呼び、桜本商店街で開かれた「S級グルメキムチグランプリ」ではチャンピオンを獲得。現在は7店舗を直営し、全国の百貨店での催事に出店する。
コリアタウンが身近な川崎区で生まれ育った渥美さんは「川崎のキムチを名物にしたい」が口癖だ。衰退するコリアタウンに危機を抱き、地域に恩返しをしたいとの思いで川崎のキムチのアピールに勤しむ。昨年には東南アジアやアメリカに進出を果たした。世界進出の一歩を喜んだ一方で「海外で川崎のイメージがオートバイだった」といい、外国人に知ってもらえるようにとギネス世界記録挑戦の気持ちを固めたという。
会場は川崎アゼリアサンライト広場で午前11時から午後7時まで開催。多くの人にイベントを楽しんでもらおうと、ステージを開設し、音楽やものまねライブなども開催する。