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2025年夏アニメ『ダンダダン』第13話(第2期 第1話)「大蛇伝説ってこれじゃんよ」を振り返ろう! 第14話(第2期 第2話)「邪視」の注目ポイントもご紹介!

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年7月より放送が始まったTVアニメ『ダンダダン』第2期。原作は龍幸伸先生による漫画『ダンダダン』で、現在もマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の人気作品です。

超能力に目覚めた女子高生・モモと妖怪の力を手に入れた男子高生・オカルンが、仲間たちとともに襲い来る妖怪や宇宙人と戦いを繰り広げるオカルトバトルが大きな魅力。それに加えて高校生らしい友情やピュアな恋模様の描写もファンの心を掴んでいます。

7月3日には第13話(第2期 第1話)「大蛇伝説ってこれじゃんよ」が放送されました。前話(第1期 第12話)では、モモたちが呪われているというジジの家を訪れ、オカルンとジジは天井も壁も床も無数のお札で覆われた隠し部屋を発見。一方、ひとりで温泉を楽しむモモの元に5人のオジサンが現れ、窮地に立たされていました。

本稿では第13話(第2期 第1話)「大蛇伝説ってこれじゃんよ」を振り返り! 原作との違いやSNSの反応などに触れながら内容を振り返っていきます。さらに、次回の注目ポイントもお届けします!

※本稿にはネタバレ要素が含まれます。

【写真】夏アニメ『ダンダダン(第2期)』第1話を振り返り

インパクトが強すぎる鬼頭家のババア

本話で圧倒的なインパクトを残したのは何といっても“鬼頭家のババア”こと、鬼頭ナキではないでしょうか。ずんぐりむっくりな体型からは想像もつかないような軽快な動きでしたね。

原作でも描かれていることから彼女の強さは知っていたのですが、まさか宙に浮いたまま2発もモモに蹴りを入れていたとは思いもしませんでした。さらに、スピードだけでなくパワーも備わっているようで、パンチやキックで何度もモモを吹っ飛ばしていましたね。

アニメオリジナルシーンでは動体視力の高さも発揮。モモが投げ飛ばすあらゆる家財道具を全て手で払いのけ、最後は一族のおっさんも蹴って退けており、さすがにすごすぎて笑ってしまいました。

SNSにも「モモちゃん強い!と思ったら鬼頭家のババアの方が強いんかいw」「あのババア何!? ただの強えババアだろ そんなのいる!? おまえんちにもいんだろ 確かに の下り腹抱えて笑ったw」「強いババアがいる作品は面白いって決まってるからね」と鬼頭家のババアへの反響が寄せられています。

鬼頭ナキに苦戦を強いられているモモたちでしたが、そのおかげでバトルシーンは迫力満載でしたね。妖怪やUMAは出てこない、人vs人のバトルでも見ごたえ充分。男二人がやられていたのに、女の子ひとりであそこまで戦えてしまうモモ、とても格好良かったです。

モモが助かったのは招き猫のラッキーだけじゃない?

視聴者が鬼頭ナキ以上に嫌悪感を感じているであろう鬼頭家の男たち。女の子相手に寄ってたかって悪さをしようとしていましたし、これまでも常習的に犯行を繰り返していそうな口ぶりも。

モモは招き猫になったターボババアを連れていたことで幸運を呼び寄せ、老朽化していた温泉や建物が偶然壊れたため彼らから逃げることができた、とターボババア自身が語っていますが、ファンの間では別の考察がなされています。

今回はやはりターボババアが手助けをしたという考察です。というのも、ターボババアは理不尽な死を遂げた少女たちの霊に現れる妖怪だと星子は語っていました。ターボババアの行動理念から考えると、今回のような犯行は彼女にとって最もタブーな案件。若い女の子が乱暴されるのを黙って見ているわけがないのです。

その後、ジジ宅での戦闘の際にもモモがわいせつなことをされかけた際に助けに入っており、そのタイミングからもこの考察により説得力が生まれます。

思い返してみると、第1期第1話でモモがセルポ星人に襲われていた時も、オカルンを呪いながらもスマートフォンを介してその場に現れ、モモのことを助けていましたよね。ターボババアは女の子の味方なのです。

OPテーマとEDテーマにあのキャラが!

初回放送ということで、アイナ・ジ・エンドさんによるOPテーマ「革命道中」と、WurtSさんによるEDテーマ「どうかしてる」にも注目が集まりました。オカルン目線で描かれるOPアニメーションの冒頭シーンはとても格好よかったですね。タイトルロゴが出るシーンは、変身したときのオカルンの走るスピードを体感できるような演出でワクワクしました。

EDアニメーションは文化祭をコンセプトに様々なキャラクターが入り乱れる前半から、後半では愉快に踊るモモたちがとても可愛かったですね。賑やかな感じが作中の戦闘後の食事シーンさながら。戦闘シーンも多い本編を見終えてからのエンディングにぴったりです。

そんなOP&EDテーマでファンの胸を最も熱くしたのは、どちらにも坂田金太がいたこと。「金太!金太がOPにいた!!」「金太出てきて歓喜してる」「俺の最推し金太の活躍回はよ」とSNSでは原作ファンが大盛り上がり。アニメで楽しみにしている皆さんも彼の登場を楽しみに待っていただきたいと思います!

今回のアニメオリジナルシーンは?

ここからは本話のアニメオリジナルシーンを一気にご紹介していきます。気付いた方も気付かなかった方も、原作未読の方も漫画と見比べてみてはいかがでしょうか。もちろん、下記以外にも細かい違いはありますので、そんなシーンもぜひ探してみてくださいね。

鬼頭家の男たちが逃げるシーン

原作では道を走って逃げているところだけが描かれていましたが、アニメでは建物の屋根の上や壁をよじ登って逃げる姿も描かれました。ふんどし一丁で逃げ回る姿が滑稽で、抱いていた嫌悪感が少しスカッとしました。

鬼頭家の女性たちがビール缶を握りつぶすシーン

ジジが霊媒師を連れてきたことに腹を立てる鬼頭家の女性陣。原作ではジジに食ってかかるように怒りをあらわにしていますが、ビール缶を握りつぶしているのはアニメオリジナル。鬼頭ナキ以外の女性陣もなかなかの強さを誇っていそうですね……。

鬼頭ナキが家財道具を払いのけるシーン

冒頭にご紹介した、投げつけられた家財道具を鬼頭ナキが手で払いのけるシーンは原作にはないシーンです。ナキの尋常じゃない強さを表現していますね。

室内に避難した後、オカルンが変身するシーン

モンゴリアンデスワームの穴に落ち、ひとまず室内に避難したものの、苦しみ始めるモモとオカルン。その後、オカルンが妖怪の姿に変身しますが、あれもアニメオリジナルシーンです。自我をコントロールできなくなっていることがよりわかる描写になっています。

第14話(第2期 第2話)「邪視」の見どころ

次回はタイトル通り邪視が一番の見どころです。ジジに憑りついていた謎の長身ブリーフ男の正体が明らかとなります。アニメーションではどんな動きをするのか、どんな風にしゃべるのかに注目したいですね。私個人としてはぜひともおぞましさ増し増しで描いてもらいたいと思っています。

そして、もうひとつの注目ポイントはジジの活躍! 様子のおかしかったモモとオカルンに対し、ひとりだけ正気を保っていたジジ。今まで言動の軽いおちゃらけキャラだったジジの本当の人柄が描かれ、その活躍に胸打たれること必至です。

いよいよ始まった『ダンダダン』第2期。来週の放送もとても楽しみですね!

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