『壁に顔面をこすりつけ、血が…』警戒心MAXの野犬を保護→3年後の『現在の光景』が泣けると7万再生「素晴らしい勇気」「表情変わった」
話題となっているのは、Instagramアカウント「chobico_0301」に投稿された1本の投稿です。投稿は7万3000回以上も再生され、「本当に素晴らしい勇気」「お顔が本当に優しくなった」「ワンチャンも人間も同じだね」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
信頼関係を結ぶのに3年
個人で犬の保護活動をしているという『チョビ子』さん。過去にはたくさんのわんこを保護してきましたが、中でも『さく』ちゃんとの出会いは印象的だったといいます。
長いこと野犬として生活していたさくちゃんは、人間に対して強烈な警戒心を持っていました。チョビ子さんが引き取ったあとも、ことあるごとにぴくっと体を震わせていたそう。いつも「この世の終わりな顔」を浮かべ、みんなが過ごすリビングにもなかなか入ってこなかったそうです。
やっと自分の意思で家中を歩き始めたのは、引き取ってからなんと3年後だったとか。
野犬を保護する苦悩
さくちゃんと出会ったころのことを思い出してみると、その様子について「まず動きません」と一言。ご飯も食べず、排泄もせず、ただただ壁に鼻を押し付けて毎日を過ごしていたといいます。時には鼻から出血するほど、さくちゃんの心の壁は厚かったようでした。
そんなさくちゃんに決して無理をさせず、少しずつ歩み寄って行ったというチョビ子さん。すると徐々にリビングに来るようになり、自分の意思で家じゅうを歩き回るようになったそうです。
現在の姿に感動の声
初めのうちは人間にも他のわんこたちにも怯え切っていたさくちゃんですが、現在はシャンプーまでやらせてくれるほどの関係に!すっかり家に馴染んださくちゃんの姿を見るたびに、涙があふれるそうです。
一歩を踏み出す勇気とチョビ子さんの愛情によってたくさんの問題を乗り越えたさくちゃんは、現在里親募集中とのこと。人間との暮らしに喜びを見出せるようになったさくちゃんに、素敵な家族が見つかることを願ってやみません。
ちなみに投稿主さんは、野犬と家族になるポイントについて「私のことをいずれ好きになると言う根拠のない自信を持つこと」とつづっています。対象が人間でもわんこでも、未来を信じて歩み寄るという点では同じなのかもしれませんね。
この投稿には「恐怖心を乗り越えるのは大変だったことでしょう」「さくちゃんを見ていると勇気が湧きます」「この後も日々の変化に伸びしろしかないね!」などのあたたかなコメントが寄せられています。さくちゃんや他の保護犬たちのにぎやかで幸せな日常はInstagramアカウント「chobico_0301」の他の投稿からチェックすることができます!
写真・動画提供:Instagramアカウント「chobico_0301」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。