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「ロキ」シーズン2削除シーン公開、あのマーベル作品に繋がる重要示唆 ─ 恨み節が止まらないロキ

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(MCU)ドラマ作品「ロキ」シーズン2より、クスっと笑える削除シーンが米にて公開された。ロキが恨み節をつらつら話しているのだが、その中には他のMCU作品に繋がる重要ヒントが混じっている。

この場面はシーズン2第2話「ブレイキング・ブラッド」で、ロキとメビウスがキーライムパイを食べながら語り合うシーンへの追加映像だ。映像内でロキは、「私のことを問題児だと言った連中がたくさんいる」と愚痴り、かつて自分を侮辱した人々の名を次々と挙げる。これまでの作品のキャラクターの名が多数口にされているのだが、まだMCUの映画作品には登場していない名も語られている。

「ニック・フューリー、エリック・セルヴィグ、ボー、ラウフェイ、アモラ、それにジェーン・フォスター、ダーシー・ルイス、マリア・ヒル、数年前に遡るけど、みんなそう。ヘイムダル、ファンドラル、ヴォルスタッグ、ホーガン、ヘイムダル……」ヘイムダルの名を繰り返したことについてメビウスに突っ込まれると、ロキは「ヘイムダルはデカいから」「記憶に残ってるから」との返答。さらに「アブソービング・マン。それからドナルド・ブレイク。ドナルド・ブレイクっていうのは、ソーが地球に行く時に使う偽名ね。そういえば、ヘラクレス。アイツもデカい。私はアイツにとって大問題だった」と、恨み節が止まらないロキなのであった。

ロキが挙げた中に、聞き慣れない名前もあることだろう。アモラとはアスガルドの魔女で、コミックではエンチャントレスの名で知られる。アブソービング・マンは主にハルクの宿敵で、触れた物体のエネルギーを吸収して自分の肉体にコピーする能力を持つヴィラン。コミックではロキによって能力を与えられたという縁がある。非MCU作品である2003年版『ハルク』にて再現されたほか、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」にも登場。つまりロキは、「エージェント・オブ・シールド」の物語に関わりを持っていたことが示唆されたというわけだ。

また、最後に挙げられたヘラクレスとは、『ソー:ラブ&サンダー』で初登場したキャラクター。ソー一同が訪れた「全能の町」の王ゼウスの息子であり、劇中では怒れるゼウスによって打倒ソーの用命を受けていた。今後のMCU作品に本格登場する可能性もあるヘラクレスだが、実はすでにロキと一悶着あったことが明らかにされた形だ。

果たして今後のMCUで、ロキはどのような立ち振る舞いを見せるのか。今や絶大な力を得たロキのこと、ここで名を挙げた人々に復讐のイタズラを仕掛けるかもしれない……?

「ロキ」はで配信中。

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