【葵区・麹Cafe&レンタルスペースSora】“ライトな健康志向”カフェ 「米こうじ」の驚くべきパワー
米こうじを使ったランチが楽しめる「麹Cafe&レンタルスペースSora」。体に良いのに味も抜群、いいこと尽くしのカフェでした。おにぎりを使った実験で米麹の驚くべきパワーも明らかに。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも1本裏に入れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は、静岡駅北口から井川まで伸びる静岡市の主要道路、県道27号線の一部、安倍街道を北に向かってお散歩していきます。
一軒家のようなお店を発見
籠上北交差点を通り過ぎ、裏道に入ってお店を探すこと5分。
普通の民家に見えますが「麹カフェ」ののぼりが出た店を見つけました。
住んでいた家をリフォームして店舗にした「麹カフェ&レンタルスペースSora(そら)」です。
Sora・柴田宙見さん:
うちは甘酒を造っていて、すごく甘くておいしくて健康にいいので、チーズケーキやチョコレートなどのスイーツを作りました
Soraでは、日本人になじみが深い米こうじや、米こうじを使ったスイーツや調味料を製造販売しています。
「スイーツだけでなく調味料も結構人気なんです」とオーナーの柴田宙見さん。
調味料として便利なビン入りの米こうじは、定番の「塩麹」や「醤油麹」などがあります。
砂糖不使用なのに甘い! 定番「甘酒」
店の奥ではランチ営業もしているということで、定番の甘酒とランチメニューの米麹を使ったカレーを食べることになりました。
まずは飲む点滴とも言われ、美容や健康に良いとされる「甘酒(500円)」から。
すっきりと飲みやすく、塩や砂糖を使用していないためお米の甘さを楽しめます。甘酒のイメージが一変する一品です。
Sora・柴田宙見さん:
私も昔は甘酒が苦手でしたが、臭くないこうじを探して、これにたどり着きました
Soraの甘酒は、静岡県産の米こうじと“おかゆ”を混ぜて発酵させ、一からお店で作っています。
そのため自然な甘さが増し、さっぱりとした味わいになるとの事。
トマトの酸味 「麹キーマスパイスカレー」
続いて、「麹キーマスパイスカレー(1200円)」を食べてみました。
トマトの酸味と複雑なスパイスの香りで抜群のおいしさです。
「塩麹」と「醤油麹」をベースにトマトとスパイスで味付けしたキーマカレーは、小麦不使用のグルテンフリー。
おいしいだけでなく、体にも優しくいいこと尽くしです。
米こうじの驚くべき分解パワー
Soraのテーマは“ライトな健康志向”。
食材をバランスよく選び、米こうじで味付けをすることによって、健康とおいしさを両立しています。
米こうじは美容効果や健康増進効果が期待できます。その理由は、酵素がでんぷんを分解し消化吸収を助けるため。
酵素のおかげで、栄養素を消化に良い状態で吸収できるんです。
その分解力を証明する実験を、おにぎりでしてみましょう!
オーナー・柴田宙見さん:
「醤油麹」をおにぎりに入れるとお米を握れないほど、分解力が高いんです
おにぎりの真ん中に「醤油麹」を入れて、結びます。すると、驚くべき現象が起こりました。
しっかり握ってお皿に置いても、置いた瞬間から崩れ始めました。
ひっくり返すと、おにぎりの原型はなくなってしまいました。
これぞまさに米こうじパワー! こんなに早く分解が始まるとは思いませんでした。
米こうじの可能性は無限
生活の中でぜひ取り入れたい米こうじですが、どのように使えばいいのでしょうか。
Sora・柴田宙見さん:
「醤油麹」だったら、卵かけご飯に使うと最強です。ピーマンの細切りをこうじと一緒に炒めると、無間に食べたくなるピーマン炒めになります
Soraでは、調味料ごと(醤油麹・塩麹・甘麹)のおすすめの使い方や料理などを提案しています。インスタグラムにも載っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おいしくて体にも良い米こうじは使い道もたくさん。毎日のレシピに取り入れてみてはいかがでしょうか。
■店名 麹Cafe&レンタルスペースSora
■住所 静岡市葵区昭府1-3-1
■営業時間 ランチ 11:00~13:00(LO)
カフェ 11:00~16:00(LO)
販売 10:00~17:00
■定休 日・月
■問合せ 054-273-1298