県を代表するBLAZEと山口大吹奏楽部 須川展也さんをゲストに7月6日”響演”
「山口県を代表する大学吹奏楽団の響演」をサブタイトルに、創部21年の山口県立大吹奏楽団BLAZEと創部32年の山口大文化会吹奏楽部による「第2回ジョイントコンサート」が、7月6日(日)午後2時から、山口市民会館(山口市中央2)大ホールで開かれる。
同館の松田和寛副館長が、BLAZEの指導者であり山口大吹奏楽部の音楽監督を務めていることから、昨年初開催。2回目となる今回は、総勢約140人が出演する。
ゲストは、世界を代表するサクソフォン奏者の須川展也さん(63)。東京藝大を1984年に卒業した須川さんは、第51回日本音楽コンクール(1982年)と第1回日本管打楽器コンクール(1984年)で最高位受賞。1994年には、出光音楽賞と村松賞を受けた。長きにわたり、坂本龍一、チック・コリア、ファジル・サイ、吉松隆など、名だたる作曲家への委嘱を継続。世界各国の著名オーケストラや名指揮者たちとの共演も多く、世界各地のひのき舞台でリサイタルを開催している。1998年にはJTのテレビCMに出演。2002年のNHK連続テレビ小説「さくら」では、テーマ曲の演奏を担当した。1989年から2010年まで東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスター、2007年から2020年までヤマハ吹奏楽団の常任指揮者を務めた。
コンサートは3部構成で、松田副館長、須川さん、前田柊馬さん、貢淳一さんの4人が指揮する。
第1部は「クラシックステージ」。2025年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲など、両楽団の”メイン曲”が演奏される。
第2部は「須川展也ステージ」。両楽団はバックに回り、須川さんによる世界トップクラスのパフォーマンスが披露される。
第3部は「ポピュラーステージ」。聞きなじみのあるポップスの数々が、若さあふれる演奏で届けられる。踊りなど「楽しい演出」も用意される。
「演奏者も聴衆もきっと元気になれる。感動的な演奏会になること間違いなし」と松田副館長。当日は、キッチンカー3台が出店し、開館(午後1時)の前から軽食・飲み物・デザートが楽しめる。
前売り券は、一般1200円で学生800円。同館、YCAM、コンビニ端末などで購入できる。当日券は、一般1500円で学生1000円。未就学児は入場不可。
問い合わせは、同館(TEL083-923-1000)へ。